コロナと介護施設クラスター
連日、テレビで放送されていますが、医療施設ではベッドが切迫しはじめています。
介護施設でも、クラスターが起こり、介護崩壊が心配されます。
福岡県にある特養花畑ホームで、入所者と職員計9人の感染が確認されています。
横浜市の介護施設では、介護施設で感染した人が入院した済生会横浜市南部病院で
看護師7人、患者1人が感染してしまいました。
介護施設と病院の間でピンポン型の感染をすることも、これから気をつけていかなければいけません。
それ以外にも、愛知県一宮市の介護施設では15人、さいたま市の小規模多機能で5人、兵庫県西宮市の介護施設で5人・・・の感染者が発生しています。
欧米の死亡者の多くは介護施設で発生しています。
介護崩壊をさせないことが大事ということで、風に立つライオン基金は医師や看護師を介護現場に送って、感染予防の講習会を開いています。
介護施設の人たちに、感染予防の徹底を図ることはとても大事です。
介護施設でのクラスターを抑え込まないと、第一波のとき富山の介護施設で59人の職員と入所者が感染し、15人が死亡した大きなクラスターになってしまいかねません。
この富山の事例に関しては、風に立つライオン基金では富山大学の山城教授にリモートでレクチャーをしてもらっています。
その後も、風に立つライオン基金のアドバイザーになってもらった感染症の専門家、中島一敏教授にレクチャーをお願いし、勉強会を兼ねながら介護崩壊を防ごうと思っています。
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