発達障害と落語
「日曜はがんばらない」(文化放送、朝6時20分~)
8/2のゲストは、落語家の柳家花緑さんでした。
人気落語家だけあって、ずっと笑わされ続けました。
まくらだけ集めた「柳家花緑特選まくら集 多弁症のおかげです!」(竹書房文庫)は、とにかくおもしろいのですが、運を身につけていく家族の人生哲学が展開されています。
花緑さんは子どものころ教科書が読めず、授業中もじっとしていられずしゃべってばかりの“落ちこぼれ”。
その理由を40代になってから知りました。
「僕が手にいれた発達障害という止まり木」(幻冬舎)には、そんな体験が書かれています。
彼には10人の弟子がいます。
なかには、おしゃべりが苦手な発達障害の人もいるとか。
よく考えると、落語の中には発達障害ぎみの人たちがけっこう活躍しています。
花緑さんの祖父は、日本の落語界を背負って立っていた柳家小さんですが、やっぱり発達障害ぎみだったようです。
すっかり花緑ファンになりました。
「日曜はがんばらない」は、こちらから過去の放送を聞くことができます。
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