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2020年8月 4日 (火)

コロナと世田谷区

世田谷区では、PCR検査を一日150件から300件に増やしました。
さらに一日1000件やるといいます。
よい意気込みです。

PCR検査は、本当は陽性なのに陰性と出てしまうようなことがあります。
だから、検査をしても仕方ないという意見があります。
この議論は日本以外のところでは全くされていません。
国民全部に行っても意味がないという議論もありますが、国民全部にやろうなんて誰も考えていません。

PCR検査を受けようにも、いまだに保健所に相談する過程で待たされてしまうたり、
拒否される患者さんがいるということが問題なのです。
医師が必要と判断したものに関してはかなりスムーズに受け入れられるようになりましたが、
まだまだ少ないというのが現状です。

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今のような状況になれば、もうオリンピックの来年開催は難しいでしょう。
それでも、政府や都知事はやると言っています。
オリンピックをやる以上は、選手はもちろん、外国からのお客さんのPCR検査、
屋内競技の場合は観客にもPCR検査をするということも、検討されるかもしれません。
そのための準備も兼ねながら、2波3波のために、3万件で留めずにPCR検査の態勢を整える必要があると思います。
特に、医療関係者や介護関係者が容易にPCR検査を受けられるようにすることが、
医療崩壊や介護崩壊を招くクラスターの発生リスクを減らすことができます。
世田谷区にふるさと納税などをして応援したいものです。

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