赤いパンツ
宮城県の丸森町に行ってきました。
「テレビ寺子屋」の収録のためです。
毎年、「テレビ寺子屋」に出ていますが、早朝の放送にもかかわらず根強いファンがいる魅力的なテレビ番組です。
コロナの影響でスタジオでの収録が続いていましたが、実際にお客さんを入れての収録は久しぶりということ。
丸森町は、台風19号で阿武隈川の氾濫のため、大きな被害を受けました。
まだ、被災から立ち直る途中です。
応援の気持ちも込めて、ぼくも丸森町に行きました。
丸森町に行ったら、買いたいものがありました。
赤いパンツです。
丸森町の地域おこし協力隊の隊員になった若者がZamila(ザミラ)というブランドを立ち上げて、
赤いボクサーパンツを売り出しました。
フリーサイズで、S~3XLまでいろんなサイズの方がはける、男の人も女の人もはけるというもの。
前も後ろもない、全部前向きです。
六十歳の還暦のお祝いなんかにはもってこいの赤いパンツです。
丸森町で水害が起こったとき、在庫の赤パンツを避難所生活の人たちに寄付をしたところ、
公共のお風呂のお客さんが、みんな赤いパンツだったという大笑いの出来事もあったとか。
このパンツの内側に「メメントモリ」というラテン語が書かれています。
「死を想う」という意味です。
「メメント」は「想う」。
おそらく、「モリ」は丸森町のモリを意識したのではないかと思います。
「丸森町を忘れないで」という思いを感じます。
この赤いボクサーパンツは、インターネットでも買えます。
丸森町の物産館や、仙台の藤崎デパートでも買うことができます。
税込3666円。
ぜひ応援してあげてください。
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