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「おもかげ」
2019年のアカデミー賞にノミネートされた短編映画。6歳の息子が失踪、その10年後、彼女は息子に似た少年と出会う。一人の女性の再生と希望の映画。頼まれてこんなコメントを書いた。「悲しみ、怒り、憎しみ。女と母の2つの心が重なり合う。不可思議な人間の心をこれ以上ない美しいカットで物語る。希望と再生の芳醇な映画に酔いしれた」
死から生へ、憎しみから許しへ。愛の映画です。コロナの時代の今、心の疲れを吹っ飛ばす愛の映画が必要なのだと思います。
10月23日からシネスイッチ銀座などでロードショー。
鎌田實 2020年9月15日 (火) 11時48分 | 固定リンク Tweet