コロナと緩和ケア病棟
緩和ケア病棟に回診に行くと、手作りのポスターが貼られていました。
そのなかに、ぼくが8月に回診したときの言葉が「魔法の言葉」として書かれていました。
「笑いましたね、三度笑いましたね、笑いのある人は元気になれますよ」
一度元気になり、自宅に戻りました。
そして、再入院。
これを壁に貼って、いつも笑いを忘れないようにしているといいます。
いつも、あたたかな空気をもって回診するようにしています。
ウィズコロナの時代でも、できるだけ病院は面会を断らないようにして、患者さんの心が前へ向けるように注意をしています。
地域でコロナがいくつか出ている時にのみ、面会を減らすようにしながら、患者さんとが家族や親友と触れ合えるような機会をなくさないようにしています。
病棟病棟は相変わらず、明るい雰囲気が続いています。
ウィズコロナの中での緩和ケアを考えていきたいと思っています。
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