« 彫刻の森 | トップページ | 鎌田劇場へようこそ!(481) »
「ジャズ喫茶ベイシー Swiftyの譚詩(Ballad)」
岩手県の一関市にあるジャズ喫茶のドキュメンタリー。渡辺貞夫や坂田明が登場する、なんともしゃれた映画だ。「ジャズというジャンルはない、ジャズな人がいるだけだ」なんて言葉がさらっと語られる。
ジャズっていうのは哲学。八十歳になってもライブハウスへ行って、あの淀んだ空気を吸いたいと、ぼくは思っている。この映画は、その空気感をたまらなくうまく捉えている。
鎌田實 2020年10月29日 (木) 11時06分 | 固定リンク Tweet