「コロナ時代を生きるヒント」(潮出版)の増刷が決まりました。
まるごと一冊、死について書いた本です。

岩手県にある漂流ポスト。
亡くなった人に宛てた手紙が、ここへ届きます。
東北を旅すると、“幽霊”を見たという話に出会います。
あの大震災で、突然、お別れすることになった方たち。
その無念を考えれば、“幽霊”でも会えるというのは、ほっとするのです。
だから、東北の方たちは、幽霊についてあたたかく語ります。

東日本大震災から、ちょうど10年--。
死を乗り越えていく方法を、この本に書きました。
自分の大切な人をどう看取るか。
自分が死ぬ時はどうしてほしいのか。
この本がヒントになれば、うれしいです。