鎌田劇場へようこそ!(500)
「僕が跳びはねる理由」
自閉症の東田直樹が13歳のときに書いた「自閉症の僕が跳びはねる理由」をもとにしたドキュメンタリー。
素晴らしい映画だ。
「僕は世界をどう見ているか。見えるものはみんなと同じでも、それをどう受け取るかが違う。みんなは物を見るとき、まずは全体を見てから部分を見ていると思う。僕の場合はまず部分が飛び込んでくる」
「みんなの記憶は多分線のように続いている。でも、僕の記憶は点の集まり。その全部がバラバラで繋がらない」
「時間はずっと続き、区切りがない。今言われたことも、ずっと前に聞いたことも、僕の頭の中ではあまり変わらない」
他の自閉症の子供の言葉「“いいのよ彼は一人が好きなんだから”何度も聞いた言葉だ。僕だって本当はみんなと一緒がいい。どう一緒にいたらいいのかがなかなかわからない」
自閉症の子どもたちの繊細さがよく分かる。
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