「家族遺棄社会 孤立、無縁、放置の果てに。」(菅野久美子著、角川新書)
親を捨てた子、子を見かぎる社会、孤立・孤独者1000万人。
自分のことを何もしなくなるセルフネグレクト。
ひきこもり、遺骨の放置、孤独死は年間3万人。
コロナ後に拡大する孤立社会。
墓じまい、家族じまいをして、家族の縁を切る人たちがで出ている。

家族はみんなやうまくいっているわけではない。
いろいろな問題や個性を抱えている人間同士が一つ屋根の下に住むので結構大変。
ステイホームの中で、DVはかなり問題化している。
そんな社会で、どんなふうに生きていったらいいのかを考えさせてくれる本だ。