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2021年7月15日 (木)

鎌田實の一日一冊(401)

「内田麟太郎詩集」(内田麟太郎著、四季の森社)

 

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絵本作家の内田麟太郎のナンセンス絵本、大好き。
笑ってしまう。

そして、詩人の内田麟太郎の詩集も大好き。新しい詩集が出た。

 

ぼくたちは

もしかしたら
にんげんがえらいのは
かなしくても
つらくても
しにたくても
いきているからかもしれない

いしは なくだろうか
てつは なくだろうか
ほうせきは なくだろうか

ぼくたちはなく
つらくて つらくて つらくてなく
こえを あげて なく
でも ぼくたちは いきていく

 

きっと僕たちは悲しくても辛くても、生きているだけで尊いのかもしれないと思わせてくれる素敵な詩だ。
コロナうつが広がっている。
特に女性の自殺者が増えている。
たくさんの人に読んでもらいたい詩だ。


 

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