芥川賞作家・高橋三千綱さんと、雑誌で対談したことがあります。
同い歳。
とにかくおもしろい人でした。
青春時代はアメリカに渡り、アルバイトをしながら生き延びます。
『九月の空』は青春小説としてすばらしかった。
作家の高橋三千綱さん(中央)
食道がんと肝硬変、重度の糖尿病がありましたが、
病気にも負けていませんでした。
お互い気に入って、それぞれが本を出すと、ときどき送り合っていました。
ぼくがやっているラジオ番組「日曜はがんばらない」(文化放送)にも、ゲスト出演していただきました。
芥川賞作家らしくない芥川賞作家。
ご冥福をお祈りしたします。