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「古代文明と星空の謎」(渡部潤一著、ちくまプリマー新書)
ストーンヘンジは夏至の日の出を示し、ピラミッドは正確に真北を向いて建造されている。古代人を星空から精密な方角や暦を導き出している。
すごいなと思ったのは、キトラ古墳の天井に描かれた星宿図。真ん中には北極星があり、世界最古の精密な星座といわれている。メラネシアやミクロネシアの人々が、どうやって星を見て海を渡ったのか。とても面白い本だ。
鎌田實 2021年8月17日 (火) 12時04分 | 固定リンク Tweet