平均寿命と健康寿命
厚生労働省が平均寿命を発表しました。
男性は81.64歳、女性は87.74歳で、いずれも過去最高となりました。
女性は世界一、男性はスイスに次いで二位です。
アメリカではコロナ禍で1歳ほど短くなったようですが、
日本ではほとんど影響がなかったといいます。
平均寿命が延びる一方で、元気で過ごせる期間を示す「健康寿命」が重要です。
健康寿命の算定方法には3種類ありますが、
要介護かどうかを基準にした健康寿命では、長野県は4年連続で男女ともに日本一。
要介護2までの期間を、「自分で自分のことができる状態」として推計しています。
健康寿命の3種類の中では最も客観的なデータだと思います。
長野県の健康寿命日本一を支えているものは、高齢者の就業率が高いことや、ボランティア活動率が高いこと、
保健師の活動の活発さなどだといわれています。
長野県の健康寿命、男性は81.1歳、女性は84.9歳。
平均寿命との差、つまり介護が必要な期間は男性は半年ほど、女性は3歳ほど。
長野県は平均寿命も長く、要介護度でみる健康寿命も長いという、とても良いパターンになっています。
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