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フランスの現代芸術家、クリスチャン・ボルタンスキー氏が7月14日、76歳で亡くなった。人の生と死を表現をしていた。
2012年新潟県十日町市で行われた大地の芸術祭で、「ノーマンズランド」という作品を見た。16トンの古着で山を築いた。ユダヤ人の彼は、家族をホロコーストで亡くしている。静かに、死を思わせる作品を提示したのだ。
ボルタンスキー作「ノーマンズランド」
最近は、他者の死より自分の死が問題になってきたと語っていたようだ。ボルタンスキー氏の死を悼みます。
鎌田實 2021年8月 4日 (水) 12時02分 | 固定リンク Tweet