新しい老い方
週刊ポストで「ジタバタしない」という連載を10年以上続けています。
最近は、「老い」をテーマに書くことが多くなりました。
8/20号の286回では「新しい老い方を探る」と題して、73歳になったぼくが感じていることを書きました。
24時間心電図で「6秒間の心停止」があったことがわかりました。
そのままオサラバということはまずありませんが、可能性はゼロではありません。
昔から、死の覚悟は出来ています。
けれど、死の覚悟より難しいのは、老いの覚悟です。
老いのなかで起きてくる病気は、完治ということが少ないです。
だからこそ、微調整しながら、上手に老いとつきあっていくことが重要になります。
微調整しながら、いかにやりたいことをやり続けることができるか。
ここが「新しい老い方」になるかと思っています。
老いを生きるとは、より鎌田らしくなっていくこと。
「新しい老い方」をもう少し深めて、一冊の本にする予定です。
完成は、来年春くらいかな。
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