鎌田劇場へようこそ!(517)
「信虎」
11月12日よりロードショー。
武田信玄の父、信虎は駿河の国へと赴いた際、国境を封鎖され、甲斐の国へ帰れなくなった。
信虎が信玄よりも次男を大事にしていたため、信玄はジェラシーを感じていたのかもしれない。
戦を繰り返し、家臣や領民が疲れていたという説もある。
無理やり隠居させられた信虎は、信玄が急逝したと聞いて、甲斐へ戻ろうとするが、
信玄の子、勝頼に妨害される。
そのため、高遠城で不満の日々を送る。
高遠城は桜の名所として有名で、ぼくの家から車で30分ぐらいで行けるところにある。
その高遠城で、夕食のシーンが出てくる。
イナゴとか、蜂の子がおかずになっていて、笑ってしまった。
当時のタンパク源はこれだったのだ。
当時どころか、46年前にぼくが信州に来た時も、イナゴや蜂の子はよく食べられていた。
武田勝頼が頼りない領主で、結局、武田家は滅亡していく。
信虎はそれを防ごうと、武田家が再興されるようにいろいろな仕掛けをしていく。
81歳で亡くなるまでの信虎の最後のあがきと仕掛けがなかなか面白い。
新しいスタイルの時代劇映画。
歴史好きの人にとってみればたまらないだろうなと思う。
たくさんの武将の名前が出てきて、認知症予防にもいいように思った。
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