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2021年11月

2021年11月30日 (火)

鎌田實の一日一冊(408)

「生まれてこないほうが良かったのか? 生命の哲学へ!」(森岡正博著、筑摩書房)

「生まれてこないほうがよかった」とする「反出生主義」。
著者自身も反出生主義にとらわれながらも、
誕生否定の哲学を、誕生肯定へ、反・反出生主義へと展開していく。

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快楽を最大化するより苦痛を最小化する「消極的功利主義」から、「幸福増大型」の思想へ向かうと、少数の不幸な人を放置してしまう。
それを修正するために、再び社会の苦しみの最小化を目標とする。
社会の苦しみの最小化を目標とするのは人道主義的で、しかも生きるのが大変な人たちに対しては緊急性がある。
多くの人の理解が得られそうだが、
この本読んで感じたのは、幸福増大型の思想と社会の苦しみの最小化の両方のバランスをとることが大事なのかと思った。

著者の「生きる意味」の哲学が展開されていく。
すでにインド哲学やギリシャ哲学の中に、反出生主義の思想はあった。
その反出生主義から、どう抜け出して行ったらいいのかを哲学的に思考しているのがとても魅力的。

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2021年11月29日 (月)

感謝

「世界に貢献する日本人30人」に選ばれたことで、
陸前高田の方からお花をいただきました。

http://kamata-minoru.cocolog-nifty.com/blog/2021/11/post-be2c21.html

 

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陸前高田の人との交流が始まったのは、震災後、広島で開催された介護の学会での出会いがきっかけでした。
陸前高田から来ていた看護師さんや保健師さんたちに、支援に来てほしいと頼まれたのです。
その後、陸前高田では医師や看護師、薬剤師、 PT、 OT、 介護士など多職種が連携し、在宅ケアをする人たちのネットワークが作られました。
陸前高田から諏訪中央病院を見学に来たり、交流も始まりました。
以前は、毎日2回は講演に行っていたのですが、コロナが始まって予定していた講演が中止になってしまいました。
それ以来、交流ができていませんが、コロナが終わったらすぐにでもで行って、みんなの顔を見たいと思っています。

 

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2021年11月28日 (日)

ついに里にも雪が降りました。
ぼくの家のベランダにも、うっすら雪が積もっています。

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12月11日初滑りに向け、トレーニングにも余念がありません。

佐賀の「がんばらない健康長寿塾」では、塾生たちの体が硬いという結果が出ました。
ぼくも体が硬いので、塾生と一緒にストレッチをやることにしました。
体が硬いと、けがをしやすくなるので、スキーで骨折しないためにも入念にほぐしていきたいと思っています。
スキップをしながらのジャンプや、動的ストレッチをして、一生懸命スキーの準備をしています。

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2021年11月27日 (土)

ズボラ筋トレ、好評です

『60代からの鎌田式ズボラ筋トレ』(エクスナレッジ)が早くも3刷になりました。

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11月10日発売から2週間で、2回の増刷。
ありがたいことです。

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2021年11月26日 (金)

健康手抜きごはんで、ピンピン元気

『鎌田式健康手抜きごはん』(集英社)の7刷が決定しました。
毎月のように増刷がかかっており、ありがたいかぎりです。

料理初心者の男性のためにと思って書きましたが、
一人暮らしになった女性も活用してくれるようになりました。
初めて一人暮らしをする子どものために、親がこの本を持たせる、という話も聞きます。

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簡単だけど、ひと手間かけることで、おいしく、温かなものが食べれらます。
鎌田式ですから、もちろん、野菜たっぷり、タンパク質いっぱいの健康ごはん。
手抜きごはんで、90歳までピンピン元気に生きられるような体をつくりましょう。

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2021年11月25日 (木)

チョコ募金

JIM-NETのチョコ募金が始まりました。
今年は六花亭さんのご協力で14万個を用意しています。

キックオフから2週間で、4万個を越えました。
ずっとJIM-NETを応援してくださっている関西の方からは、1000セットという未だかつてない量を購入をしていただきました。
しかも、イラクの病気の子どもや被災地の子どもたちに配って喜んでもらいたいという、心優しい宿題もいただきました。
ありがたいことです。
福島の障害児たちにプレゼントすることが決定しました。

福島の絆診療所でもたくさん購入していただいています。
毎年、遠藤先生が、診療所に来て泣いている子どもに、好きな缶を選らんでもらってプレゼントしていました。
今年もそれをやってくれるそうです。

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缶は、イラクやシリアの子どもたちが描いた絵で、素敵な仕上がりになりました。
中身は、美味しい六花亭のチョコレートです。
このチョコ缶が手渡しで子どもたちに届くことはとても尊いことのように思います。
いろいろな方々の応援のおかげです。
心から感謝します。


朝日新聞の長野県版でも紹介されました。

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朝日新聞デジタルでも紹介されました。

https://www.asahi.com/articles/ASPCQ6X01PCJUOOB00G.html

 

チョコ募金、今年も応援をよろしくお願いします。
口コミやSNSで広めていただけるとありがたいです。

詳しくは、JIM-NETのホームページをご覧ください。

https://www.jim-net.org/2021/10/05/7283/

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2021年11月24日 (水)

救急医にエール

日本救急医学会総会・学術集会で、さだまさしさんと鎌田がトーク&コンサートを行いました。
救急医療医にエールを送るためです。

救急医療医はこの2年、新型コロナ患者にエクモを回したり、人工呼吸器で呼吸コントロールをしたり、大変な思いをしてきました。
特に後半は、90%近くが受け入れを断らざるを得ない状況に追い込まれました。
救急医が救急を断るというのはとても辛いことです。
なかには泣きながらお詫びをしている救急医療医もいたということです。
第一波のときには病院の近くにビジネスホテルを借りて、家族に感染させないようにホテルから病院に通ったという救急医療医もいました。

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1時20分、大会長の大友先生を交えて、さださんと鎌田がジーンとさせたり、笑わせたり会場は華やいだ雰囲気になりました。
救急医療医たちがまた元気に現場で活躍することを願っています。
風に立つライオン基金として救急医療学会をご支援させていただきました。

 

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2021年11月23日 (火)

ズボラのススメ

21年前、『がんばらない』を書いたぼくですが、最近は『鎌田式健康手抜きごはん』『鎌田式健康ズボラ筋トレ』など、「手抜き」「ズボラ」とエスカレートしています。
これらは、決して悪いことではありまん。
継続していくための一つのテクニックなのです。

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特に、「老い」が始まったら、この考え方はとても味方になります。
検査や治療など医療との付き合い方も、50~60代までの付き合い方とは違い、ほどほどがいい。
その人にの人生観にあった、いい加減、良い加減の方法が大事なのではないかと思います。

 

 

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2021年11月22日 (月)

紙芝居、製作中

「かまた先生のはだかのおうさま」が、2月に童心社から発売されます。
2018年に出した「かまた先生のアリとキリギリス」は紙芝居の五山賞特別賞をいただきました。
その第2弾です。

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世にも珍しい、軽くて、馬鹿者には目に見えない貴重な服。
馬鹿者と思われたくない人たちは、素晴らしい服と褒め称えます。
そんなアンデルセンの「裸の王様」を、鎌田流に解釈し、新しい物語が展開していきます。
王様は、国王としての自分の問題に気がつき、おもしろいものを作って子どもたちの役に立つ「裸の王様」になっていくのです。

現在、2月の発売に向けて製作中です。
お楽しみに!

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2021年11月21日 (日)

秋から冬へ

散歩コースの蓼科湖の周り。
落ち葉を踏みしめながら、3分ごとの速遅歩きをしていると、落ち葉の音や道に落ちたどんぐりがつぶれる音がします。
蓼科湖の水鳥の鳴き声も聞こえてきました。
秋から冬へと景色が変わりつつあります。

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寒くなりはじめ、空気もキーンと張り詰めています。
空の色も、秋から冬へ。
八ヶ岳はすっかりと真っ白になりました。

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いよいよ、ぼくの大好きな季節の到来です。

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2021年11月20日 (土)

ジム再開

新型コロナの新規感染者数も少なくなってきたので、
ジム通いを再開しました。
20 kg のバーベルを持ってのスクワットや、腹筋運動をやっています。
体が硬いので、ストレッチも入念に行ったています。

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心房細動や尿管結石など次々に病気が襲ってきますが、
運動で、うまく微調整していこうと思っています。

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2021年11月19日 (金)

世界に貢献する日本人30人

「Newsweek」(11月23日号)の「世界に貢献する日本人30」に
鎌田實が選ばれました。

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これをきっかけに、
JIM-NETのチョコ募金が知られ、たくさんの方に協力していただけるようになるとうれしいです。

 

JIM-NETのチョコ募金についてはこちら
https://www.jim-net.org/2021/10/05/7283/

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2021年11月18日 (木)

鎌田劇場へようそ!(523)

「モスル~あるSWAT部隊の戦い~」

製作は、「アベンジャーズ」のルッソ兄弟。
「アバター」のマウロ・フィオーレ監督が、イラクのモスルで展開されるIS(イスラム過激派組織)と SWAT部隊の熾烈な戦いを描く。

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SWAT部隊は、家族をISに殺された元警察官だけが入ることが許される。
ISの拠点の中心部へと向かうのだが、その任務の目的は何なのかわからない。
この映画は、米誌「ザ・ニューヨーカー」に掲載され、全米で大きな話題となった事実に基づく話がベースになっている。
熾烈な戦いの最後に、モスル突撃の目的がわかる。
最後まで手に汗握る作品。

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2021年11月17日 (水)

ズボラ筋トレ好調

『疲れない太らないボケない 60代からの鎌田式ズボラ筋トレ』(エクスナレッジ)

発売2日目に増刷が決まりました。
出版不況の時期にありがたいことです。
多くのメディアで取り上げてもらっていることが大きいと思います。

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『鎌田式スクワットとかかと落とし』(集英社)で、自重運動になれた人たちが、
マンネリにならないように、20レシピを掲載しています。
だれでも、何歳からでもできる筋トレです。
1セットたった3分。
1日5種類ほど気分転換のつもりで実践してみると、次第に疲れない体ができてきます。

食事についても書いています。
日本人の決定的な食の問題は、たんぱく質不足。
どうすれば、たんぱく質をたっぷりとれるのか、わかりやすく紹介しています。

ズボラは、継続するためのテクニック。
95歳までピンピン元気で、日帰り温泉に入ったり、食堂に行ったりできる体づくりを始めましょう。

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2021年11月16日 (火)

鎌田文庫

久しぶりに佐賀にある「まちかどライブラリー鎌田文庫」を訪ねました。
鎌田10月のイチオシのほか、吉永小百合さん主演で映画化された『いのちの停車場』(南杏子著、幻冬舎)などが展示されています。
鎌田が思う「骨太の作家ベスト10」として、
ヘミングウェイ、ドストエフスキー、カフカ、ガルシア・マルケス・・・などが紹介されているコーナーも。

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蔵書は約8000冊。
特に、絵本の品揃えは、長崎の童話館と連携しているため実に豊かです。

ぜひ、一度、鎌田文庫を尋ねください。
とてもよい時間が流れると思います。

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2021年11月15日 (月)

鮎の飴焼き

佐賀県に講演に行った際、唐津の山の中にある飴源というお店に行きました。
天保9年創業という老舗です。
玉島川というきれいな川が流れており、そこでとれた鮎やツガニを食べさせてくれます。

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初めて、鮎の飴焼きを食べました。
創業者が川魚料理と水飴屋を営んでいたということから、ユニークな食べ方をするようになったそうです。

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2021年11月14日 (日)

紅葉の参道

茅野市の長円寺の参道が、紅葉の真っ盛りを迎えています。
このお寺には、父・岩次郎さんと母・ふみさんのお墓があります。

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以前、住職には、「ぼくが死んだら、お経は5分以内に」とお願いしてありましたが、若い住職に交代したので、あらためてお願いするつもりです。

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2021年11月13日 (土)

ゲストは加藤登紀子さん

明日11月14日の「日曜はがんばらない」(文化放送、朝6時20分~)のゲストは、
加藤登紀子さん。
アフガニスタンで用水路を作り、命を守る活動を続けた医師・中村哲先生のお話をお聞きします。

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「日曜はがんばらない」は、早朝の放送時間になってから、むしろファンが多くなり、お便りもたくさんいただくようになりました。
村上信夫さんは、NKHラジオ「鎌田實いのちの対話」からのパートナー。
男同士でタッグを組んで17年になります。
「日本一教養の高いラジオ番組」をめざしています。
毎月のように、ぼくの本のプレゼントもあります。
ぜひ、お聞きください。

聞き逃した方は、radikoや番組ホームページから聞くことができます。

「日曜はがんばらない」http://www.joqr.co.jp/kamata/

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寂聴さんを偲ぶ

瀬戸内寂聴さんが亡くなられた。
寂聴さんとは、NHK総合テレビで1時間ほど対談したことがある。
収録は、ぼくが寂庵を尋ねる形だった。
そのとき、寂聴さんはぼくの『雪とパイナップル』(集英社)を激賞してくれた。
そのおかげか、『雪とパイナップル』は何度か増刷することができた。
NHKラジオの「鎌田實いのちの対話」にも、ゲスト出演していただいた。
大阪のNHKkホールがいっぱいになり、寂聴人気の凄さを実感した。
命のこと、愛のこと、そして、どんなツッコミにも素敵な言葉で答えてくれた。
頭の回転の速い人だなと思った。
同じ年に紅白歌合戦の特別審査員に選ばれ、席も隣同士だったので、四方山話もできた。
変な言い方だが、立派すぎない聡明さが、多くの人々の心を掴んでいたのだと思う。

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寂聴さんの著作は、『鎌田實の人生図書館』(マガジンハウス)でも、『夏の終り』(新潮社)と『現代語訳源氏物語』(講談社)を紹介させていただいた。
イラクの難民キャンプに行ったとき、砂漠の中で寂聴源氏を読むのが、幸福の時間だった。

寂聴さん、いろいろお世話になりました。
ご冥福をお祈りいたします。

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2021年11月12日 (金)

どじょう鍋

父が好きだったどじょう鍋。
子とものころは、夕飯にどじょうが出てきても、いっさい食べられませんでした。
そんなどじょうも、老舗の味は大好き。

浅草にある駒形どぜうのどじょう鍋は、骨も柔らかく、まるのまんま頭から全部食べれます。
ネギと七味唐辛子をたっぷり入れて、山椒を少し加えると、実に美味しいのです。

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最近は心房細動もまったく起きなくなりました。
尿管結石も体外衝撃波破砕術がうまくいき、ほっと一安心。
日常も、元気ももどりつつあります。

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2021年11月11日 (木)

介護の日

本日、11月11日は、「介護の日」です。

麻生政権のときに、介護の日を検討する委員会がつくられ、その委員の一人に選ばれました。

介護をする方に感謝し、介護される方も自分らしく生きられる社会をつくろうと、「いいひ、いいひ、幸せ介護の日」という語呂合わせで、11月11日が「介護の日」と決まりました。

ぼくが代表をしている がんばらない介護生活を考える会 では、毎年都内の大ホールで、介護イベント・講演会を行い、最先端の介護の話をしてきましたが、今年は新型コロナのため、オンライン開催となりました。

ぼくたちの会を、大王製紙のアテントが長く支援してくれています。

みなさんから寄せられた介護のお悩みに、ぼくを含めた専門家たちが、総力を挙げてお答えしています。丁々発止で、楽しいトークになりました。ぜひご覧ください。

介護のお悩み質問会

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2021年11月10日 (水)

女性のミドルライフクライシス

大人の婦人服、紳士服の製造販売ブランド「ドゥクラッセ」がミドルエイジ女性に関する調査を行いました。
その監修や解説を鎌田が行いました。

対象は、30歳から54歳までのミドルエイジの女性1000人。
悩んでいることやリフレッシュ方法、人生の満足度、人生でやりたいことなどについてインターネットでアンケート調査しました。

調査では、6割の方が「ミドルエイジクライシス」(第2思春期)である可能性がわかりました。
リフレッシュ方法の上位は「好きなものを食べる」「買い物」「音楽鑑賞」。
自分の人生の満足度は「50点以上60点未満」が一番多く、次いで「70点以上80点未満」が多いという結果になりました。
その点数になった理由は、
「収入・貯金がいくないから」「ストレスを抱えているから」という答える人が多数を占めるなかで、
「生きがいがないから」「やりたいことができていないから」という答えも少なくありませんでした。

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これらの調査結果を受けて、
女性のターニングポイントを上手に生き抜くために、次の4つを提案しました。

①「心」にばかりこだわらず、「体」に注目して実践する
②いつまでも「自分探し」をしていないで、新しい自分も、この時期に作り上げていく
③自己決定が大事
④自由な自分へ


詳しくはこちら↓

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000159.000007960.html

ドゥクラッセは女性中心のブランドですが、
男性ものも作っており、この頃ドゥクラッセのツイードのブレザーを時々着ております。

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2021年11月 9日 (火)

あす朝ラジオ出演

明日11月10日の
「おはようパーソナリティ 道上洋三です」(ABCラジオ、あさ6:30~9:0)
鎌田實が出演します。

ABC Radio [AM10008 / FM93.3]

https://www.abc1008.com/ohapaso/

2025年問題、そして、
新刊「70歳、人生はもっと楽しくなる 」(大和書房) について語ります。

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ぼくの出演は朝8時ごろから約20分。
パーソナリティは、ピンチヒッター横山太一アナウンサーです。

ぜひ、お聞きください。

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看護や介護の待遇アップを

大沢悠里ゆうゆうワイド日曜特別版「SOMPOケア presents 秋の介護セミナー2021」が、先日、YouTubeで生配信されました。

鎌田は「PPH ぴんぴんひらり ~究極の健康法おしえます~」と題して45分間、お話ししました。
約1000人の方が見て下さいました。

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SOMPOケアは2万7000居室を保つ介護事業を展開。
介護士や看護師、ケアマネジャーなどの給与を大幅アップし、年収450万円近くの人たちがこれから増えるということで、
朝日新聞に大きく取り上げられました。
政府は来年度、看護師や介護士、保育士などの月給5000円から1万円上げると宣言していますが、
SOMPOケアのほうが3歩ぐらい前に進んでいるように思います。
中小の介護施設などは余力がないので、政府の応援が必要だと思います。
看護や介護、保育で働く人の待遇が見直されること、大賛成です。

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2021年11月 8日 (月)

鎌田劇場へようこそ!(522)

「ローラとふたりの兄」

フランスでは100万人を動員した大ヒット作。
毒にもならないが、薬にもならない。
とにかくほっとしたり、笑ったり、なかなかいいセンスの映画だ。
弁護士の妹には、困った兄が二人いる。
眼鏡鑑定士の兄とビルの解体業者の兄。
この3人、仲がいいのか悪いのかわからないが、徐々に分かり合っていく。
フランスで大ヒットした理由が分かってくる。

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ちょっと心が疲れた人におすすめ。
ソロで観に行くのもいいし、だれかさんと一緒でもいい。
広い意味でのラブコメディだ。
12月10日からロードショー。

 

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2021年11月 7日 (日)

青森へ講演

長野県では、コロナ新規感染者がゼロという日が多くなりました。
全国的にもその傾向があります。
ようやく講演も、リモートではなく、リアルな講演が再開され始めました。
会場は50%に制限を加えての慎重な再開です。

昨年は、青森での講演ができませんでしたが、
先日、弘前市と青森市で二日間に渡って講演することができました。

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青森駅前にある青森市場へ行きました。
ここの太田商店には思い出があります。
父・岩次郎が生前、身欠きにしんや、ホヤ、食用菊などを電話で注文して取り寄せていたのです。
きっと故郷のにおいが欲しかったんだと思います。

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青森市場をぐるっと回りました。
コロナの影響がまだあって、お客さんはまばらでした。
以前は、朝からたくさんの人が訪れていたことを思えば、とても寂しい感じがしました。
太田商店も代が変わったようで、若い人たちがお店を切り盛りしていました。
岩次郎さんのことを話すのはやめました。
ここへ来ると何となく父のことが偲ばれます。

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2021年11月 6日 (土)

待ち遠しい

注文していた新しいスキー板が出来上がりました。
フォルクルのスキー板です(=左側)。

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フォルクルは、レースタイガーというモデルが気に入っていた時期がありました。
今度のタイプはディーコンといって、幅が広く、新雪や悪雪にも強いというのが特徴です。
右側にあるのは、去年まで乗っていたヘッド。
ヘッドのV8という板、なかなか優れものです。
今シーズンは、チューンナップしたヘッドと新しいフォルクルを両方の板を楽しもうと思っています。

雪が待ち遠しいです。

 

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2021年11月 5日 (金)

ラジオをお聴きください

文化放送の「日曜はがんばらない」(朝6時20分~)
リスナーやファンが多くなり、たくさんのお便りをいただきます。
そこで11月7日は、番組まるごとお便りにおこたえいたします。
ぜひ、お聴きください。
radikoや、番組ホームページからもお聴きいただけます。

http://www.joqr.co.jp/kamata/

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毎週水曜日は、佐賀県の地域FM「えびすFM」で健康についてお話しています。
「鎌田實“しあわせの処方箋”」(午後5時~)

https://www.ebisufm.com/index.html


佐賀県の放送エリア内ならFM 89.6メガヘルツに合わせてお聞きいただけますが、
それ以外にお住まいの方は、radikoをご活用ください。
一番便利なのは、えびすFM 専用の無料アプリをスマホにダウンロードする方法。
いつでもどこでも無料で聴取できます。

ラジオはいいです。ぜひ、鎌田の健康談義をお聴きいただき、一緒に健康になりましょう。

 

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2021年11月 4日 (木)

鎌田實の一日一冊(407)

『緩和ケア医 がんと生きる40の言葉』(大橋洋平著、双葉社)

著者は緩和ケア医。
2018年に希少がんの「消化管間質腫瘍」(ジスト)という厄介ながんが発見されて手術。
肝臓の転移も分かった。
それでも、非常勤で緩和ケアの相談外来を継続していた。

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しかし、コロナ禍で、臨時でコロナ病棟をつくるために病棟の再編が行われ、
緩和ケア病棟の患者さんがゆっくりと療養できる空間が狭まっていく。
大橋先生の仕事も激減し、やりがいや生きがいも減っていく。
そんな苦しい日々のなかで、自分自身を鼓舞する言葉を編み出した。

「いい人なんてやめちゃおう」
「うまくいったら自分のおかげ、いかなかったらただのくじ引き」
こういうの大好き。
過酷な病気と闘っている大橋先生ならではの素敵な言葉だ」
「息するだけで上々出来」
「報われない努力にも意味がある」

とても素敵な本です。
今がんと闘っている人にも読んでもらいたいですが、病気がまったくない人にもおすすめです。
生きるヒントがいっぱいあります。






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2021年11月 3日 (水)

本日、新刊発売

『疲れない 太らない ボケない 60代からの鎌田式ズボラ筋トレ』(エクスナレッジ)

『スクワットとかかと落とし』がベストセラーになりましたが、
スクワットとかかと落としだけやっていると飽きるという声があり、
ぼくが日ごろやっている筋トレレシピ20を紹介しました。
ちょっとした隙間時間に、気分転換としてやってみてください。

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ぼくは、この筋トレのなかから、1日5つをやるように心がけています。
1つ3分以内でできるものなので、5つやっても15分。
原稿書きの間に煮詰まったりしたとき、このスボラ筋トレで体を動かすと、気分転換になり、新しい発想が湧いてきます。
筋肉の強化にもなり、心の安定、精神的なコントロールにもつながる究極の筋トレレシピ20。
ぜひ、買って、毎日やってみてください。

 

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2021年11月 2日 (火)

小さな賑わい

いつも筋トレをしている公園で「花束マルシェ」が開かれていました。
キッチンカーが7台ほど来たり、野外のライブもありました。

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マスクをするなど感染予防に努めながらですが、少しずつ日常が戻りつつあるように思います。
ぼくは勝手に、この公園でスクワットやコグニサイズをしていますが、
この日は、小さな賑わいを、遠目で楽しみました。

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2021年11月 1日 (月)

「健脳くらぶ」特典映像

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『鎌田實の大人のいきいき健脳ドリル101』
『鎌田實の大人の健脳ドリル101』をお買い上げいただくと
いまなら初版限定特典の「健脳くらぶ」にご登録いただけます。

帯にあるQRコード、メールアドレス、ファックスのいずれかから
「健脳くらぶ」に登録してください。

特典映像(鎌田が指導する運動動画)が、週に1本(×10週)配信されます。

Sub4

第1回 テーブルに手をついて行う鎌田式スクワット
第2回 鎌田式かかと落とし
第3回 座ってコグニステップ
第4回 鎌田式速遅歩き
第5回 コグニステップ
第6回 ドローイング歩行
第7回 鎌田式ワイドスクワット
第8回 足踏みじゃんけん
第9回 ランジ
第10回 足踏みしりとり

まもなく第1階を配信開始。
ぜひ本を買って、「健脳くらぶ」に 登録して下さい!

 

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