政治の舞台でピアノ演奏
イギリスのリバプールで開催されたG7(主要7か国外相会合)。
その夕食会で、林芳正外相がピアノを披露して話題を呼びました。
ビートルズ・ストーリー博物館ということもあり、ジョン・レノンの「イマジン」を演奏。
各国の外相から拍手がわきました。
日本人はこういう場で楽器をさらりと演奏したり、しゃれたスピーチをしたりするのが得意ではないと思っていましたが、林さんはいい線いってると思います。
これから外交の舞台で林さんの名は知れ渡っていくのではないでしょうか。
こういうさりげない振る舞いも、コミュニケーション能力の一つだと思います。
以前、ぼくも、これに近い経験をしました。
チェルノブイリで放射能汚染状況や子どもの健康状態を調査し、
それを現地の住民に発表する機会がありました。
ホールは500人満員で、立ち見も出ていました。
そこで、ぼくは「カチューシャ」をロシア語で歌いました。
ぼくは音痴。そのうえカタコトのロシア語のため、会場にいた人たちは何が始まったのかキョトンとしていました。
そのうち、どうも「カチューシャ」だというのがわかってくると、
みんなが大笑いしながら手拍子を打ち出しました。
会場は和気あいあい。
何か大事なことを話し合う前には、こういうのが大事なのだと思います。
| 固定リンク