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2021年12月10日 (金)

オンデマンド交通

茅野市では、 スマートシティを目指してAI を使ったオンデマンド交通の実証実験を行っていましたが、
来年5月から本格的に開始するという方向性が示されました。
これに伴って、14のバス路線が廃止されます。

AIを使った乗合タクシー「のらざあ」は、数人が乗り合わせるので、従来のタクシーより時間がかかりますが、
路線バスに比べればバス停以外の目的地まで行くことができ、それほど時間もかからないと思います。
コロナがなかったら、もっと早くから普及したのではないでしょうか。
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茅野市は精密機械工場がたくさんあり、子育て中の母親がパートとして働いています。
そうしたパートさんは、子どもを学校や塾へ送り迎えをするために、午後3時までに退勤するという例も多いと聞きます。
しかし、オンデマンド交通「通学・通勤バス」がうまく使えるようになれば、
フルタイムで働ける人も多くなり、会社もありがたいし、家の収入も増えます。
高齢者や障害者の買い物なども、バス停以外のところで乗り、バス停以外の目的地に直行できるという利点があります。

諏訪中央病院では「おらほの勉強会」という勉強会を毎月行っています。
スマートシティの病院のあり方研究というのも若手が積極的に行っていて、
中心的役割をしているドクターは市役所で大きな役割を果たすようになりました。
ぼくも後方支援をしています。
これから自分が住んでいる町が、どんなふうに生きやすくなっていくか楽しみです。

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