8刷決定
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明日1月30日の「日曜はがんばらない」(文化放送、朝6時20分~)は、499回を迎えます。
10年間走り続けてきました。
健康や命の話、人生の話、映画や本の話など、
村上信夫と鎌田實のオッサン2人が楽しく語り合っています。
ぜひ、「日曜はがんばらない」を聞いてください。
番組ホームページからは、これまでの放送を聞くことができます。
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婦人公論web版で、鎌田の新刊「ちょうどいい孤独-60代からはソロで生きる」(かんき出版)をとりあげて頂きました。
立ち読み感覚で、ぜひご覧ください。
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富士見パノラマスキー場の3 km のダウンヒル。
この斜面を、朝いちばんに2本から3本、ノンストップで滑り降りる爽快感は何とも言えません。
しかし、爽快感の一方で、息切れすることも多くなりました。
この半年ほど、心房細動や尿管結石などであまり体に負荷をかけていなかったため、心肺機能が少し低下しているのかもしれません。
最大酸素摂取量を改善するためにも、心拍数を120ぐらいに上げるトレーニングをしています。
3月にはマスクをかぶりながら自転車をこぎ、最大酸素摂取量を調べる検査をする予定が入っています。
今のところ心房細動の再発は全く見られませんが、4月には念のためにもう1回、カテーテル・アブレーション治療を行おうと循環器科の医師からすすめられています。
73歳になると一つや二つ不具合をかかえるもの、と納得しています。
できるだけ精神的なストレスが加わらないようにしながら、肉体的な負荷は徐々に強めていこうと思っています。
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アテントの大王製紙では、「けあのわ」というサイトを運営しています。
そのサイトで、「簡単・時短レシピ投稿キャンペーン」を行っています。
https://care-wa.elleair.jp/article/news/396/
忙しい介護の日々でも簡単にすぐにできる、おいしいレシピを投稿すると、鎌田のサイン入り「鎌田式健康手抜きごはん」や、サバ缶、アテントうす型パンツなどが、合計50人にプレゼントされます。
応募の締め切りは、2月13日。
介護についてのいろいろな情報が満載のサイト「けあのわ」。
いま介護をしている方、近々介護が必要になるかもしれないと考えている方など、
ぜひ、ご覧ください。
けあのわ
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『ちょうどいい孤独』(かんき出版)がご好評をいただいています。
「現在は無職無収入で、嫁の扶養親族となり自由な生活を楽しんでいます。
でも、喪失感や孤独感があり、何か後ろめたさを感じながら、
このままの生活でよいのかと退職後の生活について自問自答。
その答えを導いてくれる一冊です。
気持ちが軽くなりました。
なかでも〝生きている限り面白く生きてやれ〟という言葉がお気に入りです」
読者からこんなコメントをいただくとうれしくなります。
「ソロ立ち」について書いた鎌田の連載(毎日新聞1月10日付)
『ちょうどいい孤独』は3刷が決定しました。
ありがたいことです。
来月には、岩手日報や福島民友、中国新聞など全国の14の地方紙に大きな広告が入ります。
読み応えのある本です。
ぜひ、読んでみてください。
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買ったばかりのフォルクルのスキー板は、新雪も滑りやすいように幅が広いのが特徴。
けれど、これが重たい!
この板にさらに重たいスキー靴をつけ、駐車場からゴンドラ駅までの700㍍ほどを担いで上がるのはけっこう運動になる。
途中、階段もあり、初めのころはハアハア、フーフー。
3日目くらいからだんだんに慣れてきて、息が切れなくなったが、いい筋トレ運動になっていると思う。
ゴンドラで上がると、頂上はマイナス14度。
雪は抜群にいい。
滑り降りていくと、自分が風になったようだ。
とにかく気持ちがいいのだ。
以前よりも心拍数が早く上がってしまうのは、年を取ってきたということなのかもしれない。
けれど、3週経つと、筋肉も心臓も呼吸機能も次第に慣れてきた。
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医療と介護の総合展 大阪が開催されます。
日時 2月24~26日
会場 インテックス大阪
病院 EXPO や介護&看護EXPO、感染対策EXPOなど多彩な展示と催しが行われます。
同時開催のセミナーに、鎌田實が登壇します。
2月24日15時~16時30分
「人生100年時代の医療・看護・介護」
このセミナーは無料ですが、
事前登録が必要です。
医療と介護の総合展のHPからお申し込みをお願いいたします。
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『だいじょうぶだよ、ゾウさん』(ローレンス・ブルギニョン作、ヴァレリー・ダール絵、柳田邦男訳、文渓堂)
幼いネズミと年老いたゾウは毎日、仲良く暮らしていました。
ある日、ゾウはもうすぐ遠いゾウの国に行って、もう戻らないとネズミに告げます。
仲良しのゾウがいなくなるなんて、ネズミは考えたくもありませんでした。
しかし、耳も遠くなり、目も見えなくなったゾウをお世話するうちに、
心が成長し、ゾウさんがゾウの国へ旅立つのを受け入れていきます。
ゾウの国につながる壊れた吊り橋を、ネズミは修理し、
ゾウが吊り橋を渡るのを「だいじょうぶだよ」と励ましてあげるのです。
だれでもいつか死がやってきます。
その時、だいじょうぶだよと言ってくれるような関係があるといいなと思いました。
「死」について考えることは、「生」について考えること。
とても大切なことを伝えている絵本です。
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心房細動のアブレーション治療後のリハビリのつもりで、アップルウォッチで脈拍の管理や酸素飽和度などをチェックしています。
スキーのときも、アップルウォッチで心拍数をチェックしています。
設定のメニューには、ダンスやサイクリング、ランニングなどの選択はありますが、スキーはありません。
近いのはサイクリングかなと思って、サイクリングとして設定しました。
居場所もアップルウォッチが勝手に確認をして、富士見パノラマリゾートで、
ぼくが落下するように移動しているのも記録されます。
高低差672㍍。
最大速度43.14 km/h、心拍数は102~131が8分間。
けっこう心臓に負荷がかかっていることがわかります。
ここで大事件が起こりました。
アップルウォッチは「サイクリング」をしていると考えているので、ぼくの動きから、とんでもない誤判断をしたのです。
途中、2箇所ほど高速ターンで、急ブレーキで止まりましたが、それをAIはサイクリングで大転倒したと判断したようです。
警告音も鳴り出しました。
ここで対処すればよかったのかもしれませんが、うるさいなと思ったけれど、2分ほど放置していたら、なんとアップルウォッチが脈拍も上がっているし危険な状態と判断したようで、勝手に地元の救急隊に電話が入ってしまったのです。
すごいと言えば、すごい機能です。
けれど、新年からたいへんな迷惑をかけてしまい、救急隊には平身低頭のお詫びをしました。
アップルウォッチが救急隊につながらないように設定を変更することにしました。
恥ずかしいことです。
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「日経マネー」という日本経済新聞系列の月刊誌で連載をしていたことがありました。
ぼくがいろんな会社を訪ねていく企画で、すごく勉強になりました。
それを一冊の本ににまとめたのが『ウエットな資本主義』(日経プレミアシリーズ)。
ウエットな資本主義は、ぼくが作った言葉で、競争を重視する経済とあたたかに血の通った経済を結婚させ、
いいとこ取りをすればいいというのがぼくの考え方でした。
今しきりに首相が言っている「新しい資本主義」に、ちょっと近いかもしれません。
でも、結局きちんとした競争は行われず、ずるずるぬるぬるした経済運営が当時の政権によってなされ、
当時、競争力ランキングは8位でしたが、今は31位に転落。
ほとんどの経済指標は悪化の一途をたどっています。
それでもなんとなくいいと思っている感覚が、ぼくにはよくわかりません。
この本では、エネルギー問題についても述べています。
「2005年太陽光発電の市場規模は約1兆円。08年には4兆円。大幅に拡大してきた。
今後市場はもっと大きくなる。
ここで何が見えてくるか。技術革新を押し進めていくとどうなるか。
石油を燃やす火力発電やダムを作らなければならない水力発電は自然に大きな負担をかける。
公共投資で作ったダムは砂がたまって能力を発揮していない。税金をドブに捨ててきた。
ましてや原子力発電は廃棄物の処理には膨大なお金がかかる。ウランも新しいウラン鉱でも見つからない限り70年で枯渇するとも言われている。安全性にも懸念がある。
太陽と風の熱をどう利用するかによって、地球が生き続けていけるかどうか壮大な物語が展開される可能性がある」
実は、日本は、結構いいところまで来ていたのですが、
日本の太陽光発電の会社は中国のサンテックパワーという会社が買い取り、日本の技術力を吸収し、世界的な企業になっています。
なんとお人よしな日本なのでしょうか。
『ウエットな資本主義』ぜひ、読んでみてください。
2010年の本ですが、面白い視点がいっぱい書かれています。
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物心ついたときからずっと自由に生きたいというふうに思ってきました。
18歳の時、父親と大喧嘩をして、最後に父親が
「自由に生きていい。そのかわり自分の責任で生きろ」
と、ぼくに自由をくれました。
医学部に挑戦したのも、卒業してすぐに田舎のつぶれそうな病院に行ったのも、誰も行く人がいないと聞いてチェルノブイリの放射能汚染地域に子どもを助けに行ったのも、すべて自由に生きたいという思いから始まっています。
昨年は、心房細動でカテーテル・アブレーション治療を受け、尿管結石を体外衝撃波で治療したりしながら、
「老い」のはじまりを実感しました。
「老い」は悪いことばかりではありません。
病院の責任者を辞めて15年、子どもたちもそれぞれ自立しています。
そう、これからはもっともっと自由に生きられるようになります。
自由にこだわったきたぼくは、自分のやりたいことをやり、言いたいことを言うことが大切だとますます強く感じるようになりました。
そんな時に中国のテニス選手彭帥さんの事件が報じられました。
音信不通になっていた彼女が、20日ほど経ったところでテニス大会に参加した画像の流されました。
本当に彼女の自由は守られているのだろうか、はなはだ疑問が残ります。
IOCのリーダーがビデオ通話で彼女と話し、彼女が元気で安全であることを確認したと言いますが、
本当に自由であることを確認できたとは言い難い状況です。
むしろ、彼女が自由でないことを隠蔽しているようにしか思えません。
「透明人間になったようだった。毎日架空の装いをして自分が生きた屍(しかばね)になったように思える」
これは、SNSから消されてしまった彭帥選手の言葉です。
一人一人が自由と責任の中で生きられる社会を作っていくことが必要だと強く感じました。
IOCや中国には、はやくそのことに気が付いてほしいと思います。
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風に立つライオン基金では、高校生ボランティア・アワードを設け、志をもつ若者たちにエールを送ってきました。
これに加え、本年度より、「柴田紘一郎賞」と「鎌田實賞」を新設。
日本国内外で公共の利益のために奉仕され社会に貢献された個人・団体を表彰することになりました。
柴田先生は、さだまさしさんの名曲「風に立つライオン」のモデルとなったドクター。
基金の永久名誉顧問でもあります。
顕彰対象は、国内外で5年以上、国際医療活動や平和、自然環境保護活動、大規模災害支援などに取り組んでいる個人及び団体。
自薦他薦による応募をお待ちしています。
募集期間は1月28日まで。
詳しくは、風に立つライオン基金のホームページをご覧ください。
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「週刊朝日」(1月7・14日合併号)で
鎌田實のズボラ筋トレが写真入りで大きく紹介されました。
『疲れない太らないボケない 60代からの鎌田式ズボラ筋トレ』(エクスナレッジ)の
筋トレレシピ20の中から、ダイアゴナルエクササイズやブリッジなどを紹介。
3分以内にできるので、ぜひやってみてください。
タンパク質の簡単計算方法も紹介されています。
貯筋するためには、体重×1.2㌘ のたんぱく質が必要。
そのためにどんなものをどれだけ食べたらよいかが分かります。
年末の最後の一週間は生島ヒロシさんの「おはよう定食・一直線」(TBSラジオ)の「健康広場」に出演しました。
ズボラ筋トレや、『鎌田式健康手抜きごはん』(集英社)が取り上げられました。
新年度もいいスタートになりそうです。
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