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2022年1月12日 (水)

鎌田實の一日一冊(410)

『だいじょうぶだよ、ゾウさん』(ローレンス・ブルギニョン作、ヴァレリー・ダール絵、柳田邦男訳、文渓堂)

幼いネズミと年老いたゾウは毎日、仲良く暮らしていました。
ある日、ゾウはもうすぐ遠いゾウの国に行って、もう戻らないとネズミに告げます。
仲良しのゾウがいなくなるなんて、ネズミは考えたくもありませんでした。

しかし、耳も遠くなり、目も見えなくなったゾウをお世話するうちに、
心が成長し、ゾウさんがゾウの国へ旅立つのを受け入れていきます。
ゾウの国につながる壊れた吊り橋を、ネズミは修理し、
ゾウが吊り橋を渡るのを「だいじょうぶだよ」と励ましてあげるのです。

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だれでもいつか死がやってきます。
その時、だいじょうぶだよと言ってくれるような関係があるといいなと思いました。
「死」について考えることは、「生」について考えること。
とても大切なことを伝えている絵本です。

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