『セミ』(ショーン・タン著、岸本佐知子訳、河出書房新社)
イラストレーター・絵本作家として活躍する一方、舞台監督や映画のコンセプトアーティストとしての活動の場を広げているショーン・タン。
この作品はシュールで不気味。
セミ 高い ビルで はたらく。
しごと データ 入力。17ねんかん。
けっきん なし。ミス なし。
トゥク トゥク トゥク!

人間に嫌われ、次々と仕事をして、残業しても誰も感謝してくれないセミ。
しかし、最後がすごい。
かわいそうなセミの人生を語りながら、実は孤独でかわいそうなのは人間のほうかもしれない。
シュールだが、ズキッと胸を突かれた。