ジョージア映画祭2022
ジョージア映画祭2022が、岩波ホールで2月25日まで開催されています。
ソビエト連邦時代から現在に至る王国ジョージアの映画史を概観することができる作品を一挙上演しています。
すでに上映は終わっていますが、テンギズ・アブラゼ監督の「懺悔」(1984年)はすばらしいです。
「ピロスマニ」(1969年)は、あの有名な「百万本のバラ」の主人公の画家の生涯を描いた作品です。
コーカサス山脈の南、独自の言語や文化を守り続けたジョージア。
ワイン発祥の地と言われている地域で、自分たちの文化をどう守り続けてきたか。
過酷な状況の中で、映画を作り続けてきた映画人たちがいたということは驚きです。
企画は、はらだたけひでさん。
ぼくが「週刊朝日」で3年ほど連載をした時に、鎌田實の楽しいイラストを毎週書いてくれた絵本作家でもあり、岩波ホールを支え続けた映画人でもあります。
岩波ホールが秋に閉館することになり、とても残念なことです。
日本の映画文化の発信地でもありました。
ぜひ、ジョージア映画祭に見に行って、応援してあげてください。
ジョージア映画祭2022公式サイト
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