ウクライナを想う①
2013年12月、キエフ郊外を訪ねた。
チェルノブイリ原子力発電所の爆発後、原発30 km圏内は強制移住を強いられていた。
住み慣れた街を泣く泣く去らざるを得なかった人たちを訪ねるためだった。
彼らは、キエフ郊外のアパートメントに集団移住していた。
ふるさとの絆を守ろうという思いで、被災者市民団体ゼムリアキを作っていた。
彼らは、ぼくたちをとても歓迎してくれた。
そして、福島の人たちのことを心から心配していた。
放射能汚染によって強制移住を強いられた人たちが、今度はロシアの侵略に遭っている。
再び住む地を追われ、難民となっているのではないか、とても心配している。
国際刑事裁判所は、ロシア軍の非軍事施設や住宅地への無差別なミサイル攻撃などは、
ジェノサイドの罪に当たるのではないかとして捜査を開始した。
戦争犯罪と人道に対する罪を明確にすべきだと思う。
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