3.11を忘れない
東日本大震災から11年。
この日を忘れない。
震災が起きてすぐ、福島県南相馬市に救援に入りました。
病院のベテランの先生たちが南相馬市立病院の支援に入ってくれました。
その後、北上して宮城県女川に入り、女川の公民館の仮設診療所で診察をしました。
そこで石巻が被害が大きいという話を聞いて、石巻へ。
石巻では、ボイラーや浴槽を持ち込み、テントを設営して「千人風呂」を運営。
千人風呂は、学校の校庭を借りるなど2か所で、1年間続きました。
諏訪中央病院の若手の医師たちは一か月交代で、石巻の診療所に応援に行きました。
その合間を縫って、被災者の心と体を支えようと、元気づけにあるきました。
さだまさしさんや永六輔さん、菅原文太さん、加藤登紀子さん、神野美伽さん、園まりさん・・・・に
お声をかけて、歌を歌っていただいたりしながら、被災地でどうやって健康を守るかという話をして歩きました。
この写真は、ピーコさんと田村市で。
ピーコさんのシャンソンとお話は、来場者の心をあたためたのではないでしょうか。
中学や高校にも行き、命の話をしてきました。
11年経った今も、南相馬や陸前高田、石巻の人たちと時々連絡を取り合っています。
まだまだ心の傷が癒えない人や、生活の基盤が不安定な人もいます。
コロナが収まったら、また応援に行きたいと思っています。
| 固定リンク