慢性炎症を断ち切る
佐賀で「がんばらない健康長寿塾」の講演をしてきました。
テーマは、慢性炎症をどう断ち切るか。
慢性炎症を断ち切れば、心筋梗塞や脳梗塞、動脈硬化、認知症、がんなどのリスクが低下します。
そのためには抗酸化力をもつ野菜と運動が大事という話をしてきました。
鎌田式の速遅(はやおそ)歩きをグレードアップして、10センチの幅広歩行や足の回転数を上げるピッチ歩行、腹式呼吸をしながらのゆっくり歩きなども含めた方法をお教えしました。
鎌田塾もいよいよ4年目。
新しい段階に入ってきました。
塾生の75%近くは「剛健」という、年齢以上に元気ということが検査でわかりました。
一方、フレイルは一人もいませんでしたが、
プレフレイルの状態の人が25%いることがわかり、ここからどう脱却するかが課題となりました。
転倒しやすい傾向があるということで、
ストレッチの大切さとともに、その方法をお教えしてきました。
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