鎌田劇場へようこそ!(537)
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加藤登紀子 チャリティーアルバム
「果てなき大地の上に」(5月22日発売 税込2,200 円)
オトキさんから、ニューアルバム「果てなき大地の上に」1000枚が、JCFに届きました。素敵です。
加藤登紀子さんの作詞作曲の新曲
「声をあげて泣いていいですか」、「果てなき大地の上に」、
反戦歌「花はどこへ行った」、「イマジン」、
今まで聞いたこともないバージョンの「百万本のバラ」など
全7曲が収録されています。
売り上げは、JCFのウクライナ支援に使ってほしい、
とオトキさんから、愛の手が差し伸べられました。
ぜひ、JCFまで、ご注文ください!!
認定NPO法人 日本チェルノブイリ連帯基金
〒390-0303 長野県松本市浅間温泉2-12-12
TEL 0263-46-4218
FAX 0263-46-6229
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子ども家庭庁設置法案が成立した。
「子どもの養育は家庭を基本とし父母ら保護者が第一義的責任を有する」と明記されている。
これで子どもの貧困や虐待などを減らし、少子化という国の存亡に関わる問題の解決になるのだろうか。
予算は倍増するみたいだが、お金だけたくさんつけても問題の解決にはならない。
「子ども保険」という発想が大事だと思う。
かつて介護は家族の責任と言われていたが、
介護保険ができたことで「介護の社会化」という新しい考え方を明示することができた。
「子ども保険」は「子ども育ての社会化」をすすめる。
家庭への負担も減り、2人ないし3人、子どもを産み育てやすい社会になれば、
経済もよくなっていく。
社会で子どもをしっかり育てることによって、世界と戦い、日本を背負って立つ若い世代を育てることもできる。
介護保険によって救われた高齢者が、今度は子ども育てのために子ども保険料を負担することで、
社会の分断も防ぐことができるのではないか。
今こそ「子ども保険」を検討する時期だと思う。
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松本にあるキッセイ文化ホールで5月7日、ウクライナ支援のため、映画「ひまわり」の上映会を開催しました。
「ひまわり」の上映の後、ぼくのウクライナ支援の講演。
その後、坂田明さんと大森ななさんが、「ひまわり」「死んだ男の残したものは」などを演奏しました。
左からキッセイ文化ホールの館長、鎌田、坂田明さん、大森ななさん
会場では、JCFのがんばらないレーベルから出しているCD「ひまわり」「おむすび」が飛ぶように売れました。
「ひまわり」は、超一流のミュージシャンによる名曲が、やさしく、あたたかく心にしみいってきます。増刷の準備もできました。
「おむすび」は、坂田明さんの爆発するような激しいジャズアルバムです。
これらのCDの収益はウクライナ支援に充てられます。
お買い求めはJCF のホームページから。
http://jcf.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=665724&csid=0
坂田明の音楽を味わいながら、
ウクライナ支援にご協力ください。
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JCFのウクライナ支援。クラクフの援助物資配給所へ、食料や衛星用品などを届けました。
以前はポーランド人が中心となって活動していた配給所ですが、最近は、ウクライナからの避難民がヴォランティアとして避難民の援助活動に携わるようになってきているようです。
現地の宮永さんからの報告によると、戦争が長期化し避難生活が長引くことによってポーランドに逃れてきているウクライナ人の中にも避難生活に疲れを感じ始めている人が多くなってきているようです。
ポーランドに避難してくるウクライナ人の数は減ってきてはいるものの、それでも一日平均2万人、すでに340万人のウクライナ人がポーランドとの国境を越えているという。一方、ウクライナに戻る避難民も日に日に増え続けているとのこと。
5/17、ポーランドからウクライナに戻った人の数は32400人。これまで120万人のウクライナ人が自分が住んでいた町に戻っているようです。
避難生活の疲れ、言語の壁、仕事や教育の問題など、理由はいろいろとあるのだろう、と宮永さんは伝えてくれました。
JCFでは、今後も、ウクライナの方が必要とする、小回りのきく支援を続けていく予定です。
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ポーランドの小学校に通い始めているウクライナの子供のために、ポーランド語を勉強する準備教室が各学校に設けられているそうです。
JCFが支援をしている、85番小学校の準備教室には、6~8歳の16名のウクライナの子供が通っています。
5月17日、その子どもたちが、クラクフから50㎞ほどのところにあるRanczo Artemidyという ふれあい牧場に遠足に行きました。
その遠足にかかる費用を、JCFが支援。
みなさまから頂戴した寄付金、こんな風に、大切に有効に使わせていただいています。
国を追われ、家を失い、家族と離ればなれなっている、罪のない子どもたち。つらい状況下でも、こうして楽しい思い出を、少しずつ増やしていってほしいです。
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85番小学校に通うウクライナの子供たちが学校で必要な文房具を、カウンターパートナーの宮永さんが買いそろえて届けてくれました。
教室では、子どもたちからいろんな質問が飛んできて、答えているうちに日本を紹介する授業になってしまったとのこと。
以下、宮永さんからのメールです。彼のやさしい人柄がわかります。子どもたちがうれしそうにしていて、こちらもうれしくなります。
* * * * *
日本語のあいさつなどを書くと、子供たちはそれをノートに書き写して僕に見せてくれました。
全員に100点満点をあげました 。
子供たちはウクライナ語と勉強中のポーランド語で嬉しそうにいろんなことを話してくれました。
中にはコサックダンスを披露してくれる子供もいました。
牧場への遠足を皆楽しみにしているようです。
* * * * *
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「戦争と女の顔」
1945年、戦後のレニングラード、心と体の傷を持った元女性兵士たちの戦後の戦いを見事な映像で写している。
2015年ノーベル文学賞を受賞したアレクシェービッチの『戦争は女の顔をしていない』に触発された映画と言われている。
『戦争は女の顔をしていない』は、レニングラードでナチスと戦ったソ連の女性兵士が100万人いたといわれているが、その女性兵士たちの証言集である。
女性兵士たちは戦場で戦っても、いわゆる戦地妻と評価され、男たちのように英雄として扱われないことが多かった。
戦争後も心も体も傷ついていたことがわかる。
この映画でも、戦争のあとに来るトラウマや生活の困窮、病気、障害・・・その中で生と死が見事に描かれている。
ロシアが仕掛けたウクライナ侵攻。
戦争中も辛いが、戦争の後に来るものももっと辛いはず。
一刻も早く戦争をやめてもらいたいものだ。
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日本テレビで、1分間メッセージ。
【いま、伝えたい】
「ふるさとや家を失う人たちの心の傷は深いだろう」【ウクライナ侵攻】
JCFのウクライナ支援、全国から集まり始めました。感謝です。
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加藤登紀子さんのYouTube「土の日」ライブに、5月11日 ゲストとして登場しました。
ウクライナの歌姫ナターシャ・グジーさんとのダブルキャストです。
お二人のすばらしい歌声、ぜひご覧下さい。
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加藤登紀子さんのウクライナ支援のチャリティCD「果てなき大地の上に」が緊急発売されます。
コンサートツアーでも販売され、JCFのウクライナ支援を応援してくださるということです。
登紀子さんの会社が全面的に支援してくださり、売れた枚数だけ全額支援に充てられます。
ありがたりがたいことです。
JCFでも予約が始まりました。
5月下旬にはお手元にお届けできると思います。
JCF電話0263-46-4218
お早めに予約をお願いいたします。
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明日5月12日の「Oha!4」(日本テレビ、朝4時30分~)に
鎌田が1分ほど出演。
ロシアのウクライナ侵攻についての考えを述べます。
出演は、朝5時45分から。
そのままYouTubeで配信されるそうです。
ぜひ、ご覧ください。
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コミュニケーションロボットを使って、酸素飽和度や血圧、体温、体重を総合的に管理することで、慢性心不全患者の再入院の回数を減らし、患者さんが安全に、人生を楽しむためのサポートシステムが開発されました。
心不全が起きるとむくんだり、肺に水がたまったりするが、その前に体重の微妙な変化を察知して生活指導が行われると、心不全による入院を防ぐことができます。
ぼくの主治医、諏訪中央病院の若林先生が主任研究員になったので、
ぼくも2番目の試用に協力することになりました。
とある製薬会社とユカイ工学の共同開発です。
すでにスマートウォッチなどでは不整脈を表す心電波形を記録でき、
一般の人が自己管理できる時代になってきています。
サポートシステムでも、心電波形を送れるようになれば、むくみを起こす心不全患者さんのコントロールだけではなく、不整脈系の心不全の患者さんのコントロールもできるようになります。
その変動を、病院の循環器グループが管理ができれば、いずれはリモート診察という形で病院へ行く回数を減らすこともできるでしょう。
茅野市はこれからデジタルを使った健康増進や健康管理、介護予防や在宅ケアなどを推進しようとしているので、ちょうどいいタイミングです。
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5月7日(土)松本で、JCFのウクライナ支援のためのイベントが行われ、500名を超えるたくさんの方々にお集まりいただきました。
キッセイ文化ホールが、JCFの社会貢献活動を評価して、大ホールを減免で貸してくれました。そのおかげで、映画「ひまわり」の上映会と、坂田明さん(サックス)&大森菜々さん(ピアノ)をお呼びして、素晴らしいコンサートとトークショーを催すことができました。
映画「ひまわり」は、ウクライナのヘルソン州で撮影されました。
かつてぼくが、坂田さんと一緒にチェルノブイリを旅した時、坂田さんがこの映画の主題歌「ひまわり」をサックスで演奏してくれました。
そのときとても感動したぼくは、坂田さんに頼み込んで、JCFのCDアルバム「ひまわり」を作ってもらうことになりました。
ピアノはフェビアン・パネ、ベース・吉野弘志、パーカッション・矢尋知洋。 一流のミュージシャンが集まって、すばらしいCDができました。利益はで全てウクライナ支援に使われます。ぜひ、JCFオンラインショップでお買い求めください。
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JCFのウクライナ支援について、毎日新聞の取材を受けました。
どうしたら戦争のない世界にできるのか。
その実現を諦めるわけにはいきません。
結局、僕たちが優しくならないといけないと思います。
つらい人に手を差し伸べること。
戦争の前では無力なような気がするけれど、
決して「チョウのひと羽ばたき」は
無力ではないんじゃないか。
大きな風を起こし、
何かを変えていくのではないか。
諦めないことが大事だと思います。
・・・と、語りました。
※JCFのウクライナ支援の情報は(https://jcf.ne.jp/wp/action/ukraine)
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子どもの人口推計は1465万人、41年連続で減少している。
人口と経済は密接に関係しているので、子どもの人口減は経済にとっても大きな問題である。
安心して子どもを育てられる国にならないといけない。
山崎史郎さんの小説「人口戦略法案」では、社会が子どもを育てるという「子ども保険構想」が展開されている。
http://kamata-minoru.cocolog-nifty.com/blog/2022/04/post-def7af.html
毎月3400円の保険料で、子どもを3人産んでも安心して育てられるという試算がある。
優秀な子どもは、大学までの教育費を社会が負担すれば、世界に遅れを取らない国になっていく。
でも、現実は子ども関連予算は低水準。
結局、選挙権がある高齢者を意識した政策しか行われなくなり、勢いのない国になっている。
子ども保険を作るなど、思い切った方策に舵を切らないと、この国は生き返らないと思う。
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昨日は三日間の里曳きの最後、建御柱でした。
メドデコを建てるまでに、木落とし、川越え、神社の階段を上っていくところなどいくつか難所があります。
今回は、神社の階段を上っていくときにバランスを崩して、何人かが落ちたようです。
一人はあばらの骨を折る重傷。
ぼくも何度もこのメドデコにのりましたが、右へ左へ大きく揺さぶられるので、
バランスが崩れた時、足で必死に踏ん張らないとなりません。
手はオンベを振っているので、足だけで踏ん張るためけっこう危険です。
けが人が出たものの、今回も無事、8本の御柱が立ち上がりました。
次回は、7年に1回と言われていますが、実際には6年後。
ぼくは79歳になっています。
御柱にのることはもうないと思いました。
今まではこんなことを考えることはありませんでした。
けれど、また御柱の年がやってくると、
みんなついつい無理をし、がんばってしまったりする不思議な祭りです。
今までは間近でお祭りにかかわってきましたが、
遠くからみていると、長い歴史のある素晴らしい祭りだとあらためて思いました。
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地域包括ケア研究所は、福島県西会津町の健康づくりにかかわっています。
ぼくも、毎年講演に行き、スクワットやかかと落としなどを広めてきました。
その西会津町の、住民を中心につくられた町の健康増進計画の名称は、
「さすけねぇ輪の健康づくり」。
「さすけねぇ」というのは、方言で「大丈夫」という意味。
住民グループの発表会も行われ、自分たちの町の伝統をどう残すか、
町の美しいウォーキングコースを紹介するなど、
豊かに生きること、人と人のつながりも含めた健康づくり運動を展開しています。
ここからが勝負。
住民の一人ひとりに行動変容が起きて、介護保険の認定者が減ったり、医療費が減ったり、メタボ健診でひっかかる人が減ったりしてくるのはもう2、3年かかると思いますが、
まずは、いいスタートが切れていると思います。
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「ストーリー・オブ・フィルム 111の映画旅行」
だれよりも映画を愛する男が、111の映画に焦点を当て、その内容や製作背景をひもといたドキュメンタリー。
インディーズなどの作品も多いが、映画の読み解き方がおもしろい。
映画の見方を確実に広げてくれる。
「ジョーカー」と「アナと雪の女王」には「解放」という共通点があると言う。
ジョーカーは内に秘めた怒りを解放し、エルサは自分の魔法の力のせいで城に閉じこもっていたが、自由を求めた。
どちらも印象的なのはダンス。
ジョーカーは大人を夢中にさせ、アナ雪は子どもたちを夢中にさせた。
「正解も不正解もルールも無い」はジョーカーにぴったりの言葉。
そうか、「ジョーカー」と「アナと雪の女王」に共通点があるなんて、思いもよらなかった。
6月10日からロードショー。
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