心不全患者サポートシステム
コミュニケーションロボットを使って、酸素飽和度や血圧、体温、体重を総合的に管理することで、慢性心不全患者の再入院の回数を減らし、患者さんが安全に、人生を楽しむためのサポートシステムが開発されました。
心不全が起きるとむくんだり、肺に水がたまったりするが、その前に体重の微妙な変化を察知して生活指導が行われると、心不全による入院を防ぐことができます。
ぼくの主治医、諏訪中央病院の若林先生が主任研究員になったので、
ぼくも2番目の試用に協力することになりました。
とある製薬会社とユカイ工学の共同開発です。
すでにスマートウォッチなどでは不整脈を表す心電波形を記録でき、
一般の人が自己管理できる時代になってきています。
サポートシステムでも、心電波形を送れるようになれば、むくみを起こす心不全患者さんのコントロールだけではなく、不整脈系の心不全の患者さんのコントロールもできるようになります。
その変動を、病院の循環器グループが管理ができれば、いずれはリモート診察という形で病院へ行く回数を減らすこともできるでしょう。
茅野市はこれからデジタルを使った健康増進や健康管理、介護予防や在宅ケアなどを推進しようとしているので、ちょうどいいタイミングです。
| 固定リンク