ウクライナを想う(31)
JCFのウクライナ支援。クラクフの援助物資配給所へ、食料や衛星用品などを届けました。
以前はポーランド人が中心となって活動していた配給所ですが、最近は、ウクライナからの避難民がヴォランティアとして避難民の援助活動に携わるようになってきているようです。
現地の宮永さんからの報告によると、戦争が長期化し避難生活が長引くことによってポーランドに逃れてきているウクライナ人の中にも避難生活に疲れを感じ始めている人が多くなってきているようです。
ポーランドに避難してくるウクライナ人の数は減ってきてはいるものの、それでも一日平均2万人、すでに340万人のウクライナ人がポーランドとの国境を越えているという。一方、ウクライナに戻る避難民も日に日に増え続けているとのこと。
5/17、ポーランドからウクライナに戻った人の数は32400人。これまで120万人のウクライナ人が自分が住んでいた町に戻っているようです。
避難生活の疲れ、言語の壁、仕事や教育の問題など、理由はいろいろとあるのだろう、と宮永さんは伝えてくれました。
JCFでは、今後も、ウクライナの方が必要とする、小回りのきく支援を続けていく予定です。
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