子ども家庭庁より「子ども保険」を
子ども家庭庁設置法案が成立した。
「子どもの養育は家庭を基本とし父母ら保護者が第一義的責任を有する」と明記されている。
これで子どもの貧困や虐待などを減らし、少子化という国の存亡に関わる問題の解決になるのだろうか。
予算は倍増するみたいだが、お金だけたくさんつけても問題の解決にはならない。
「子ども保険」という発想が大事だと思う。
かつて介護は家族の責任と言われていたが、
介護保険ができたことで「介護の社会化」という新しい考え方を明示することができた。
「子ども保険」は「子ども育ての社会化」をすすめる。
家庭への負担も減り、2人ないし3人、子どもを産み育てやすい社会になれば、
経済もよくなっていく。
社会で子どもをしっかり育てることによって、世界と戦い、日本を背負って立つ若い世代を育てることもできる。
介護保険によって救われた高齢者が、今度は子ども育てのために子ども保険料を負担することで、
社会の分断も防ぐことができるのではないか。
今こそ「子ども保険」を検討する時期だと思う。
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