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音楽の世界で成功している人たちは文才がある人が多く、「言葉を持っている」と感じています。そんな音楽家の美しく楽しい本としておすすめしたいのは『森のうた 山本直純との藝大青春記』(岩城宏之著、河出文庫)岩城宏之と山本直純の芸大青春物語です。
名もなく、夢だけデカい二人は怖いもの知らず。ショスタコービッチの「森のうた」を演奏しようということになります。100人のオーケストラ、200人のコーラスを集めました。岩城と山本の二人はこうやって人生を作っていったのかという、生き方にもつながる本です。
楽しくなるので、読んでみてください。
鎌田實 2022年6月 2日 (木) 09時00分 | 固定リンク Tweet