« 6月のイチオシ② | トップページ | ウクライナを想う(34) »

2022年6月 3日 (金)

ウクライナを想う(33)

株式会社 JINRIKIという会社が、ウクライナの高齢者や障害者の避難を支援しようと、クラウドファンディングで100万円を集め、ポーランドへやってきました。

JINRIKI® は車いすの補助装置で、車椅子を人力車のようにして引っ張ることで、不整地でも車いすのスムーズな移動を可能にし、震災時等は水などの重たい物資を運ぶ車いすリヤカーとしても活用されています。

株式会社JINRIKIは、長野県伊那市にある会社です。社長の中村さんは、東日本大震災で車いすに乗る障害者や高齢者が高台に逃げるのを介助していて亡くなった方も多かったことから、もっと避難ができるよう脱サラをして、会社を立ち上げたそうです。故・原田泰治さんと、鎌田實(他)が発起人となった「らくらく入店の会」の活動でも、何度かお目にかかりました。

※らくらく入店の会はこちら https://suwaraku.com/

今回は、ぼくが以前、障がい者との旅をしていたときにコーディネートをしてくれていた、オフィス・フチの渕山さんから連絡があり、JCFが支援活動をしているポーランド・クラクフへつなぐことになりました。

点と点がつながって、支援の輪が幾重にも広がっていきます。

20220529_135906

クラクフの医療センターへ5台のJINRIKIが寄付されました。

JINRIKIについて詳しくはこちら ↓

https://www.jinriki.asia/

|

« 6月のイチオシ② | トップページ | ウクライナを想う(34) »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

医療・介護」カテゴリの記事