絵本のイチオシは、ノーベル文学賞を受賞したトニ・モリスンの絵本。
『どっちの勝ち?』(みすず書房)
イソップ物語の「アリとキリギリス」を、トニ・モリスン風に新解釈をしています。
紙芝居『かまた先生のアリとキリギリス』と比べてみてください。
「旅人とマムシ」のイソップの話を、「おじいちゃんとへび」に変えているモリスン風にした話はとてもおもしろいです。
紙芝居が好評で『かまた先生のはだかのおうさま』のあとも作ってほしいと言われたら、
「旅人とマムシ」を鎌田流に書いてみたいなというふうに思っていますが、
どうなるかわかりません。