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「夜に星を放つ」(窪美澄著、文藝春秋)
2022年の直木賞受賞作品。短編5編からなり、とても読みやすいです。生きているとだれにでもやってくる別れをあたかく、やわらかいタッチで描いています。かさかさに乾いた心がしっとりと落ち着いてきます。少年が父に肩車されるシーンでは、不覚にも涙があふれてきました。おすすめの小説です。
鎌田實 2022年11月11日 (金) 09時00分 | 固定リンク Tweet