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「今夜、世界からこの恋が消えても」(一条岬著、メディアワークス文庫)若者が読む小説。どんな悲しみもいつか忘れる。傷はいつまでも痛むわけではない。
ぼくは屈折した小説が好きですが、この作品は直球の、さわやかな恋愛小説です。中高年も、こういう小説を読むと、「今どきの若者は・・・」なんて愚痴を言うことも少なくなりそう。「今の若者、すばらしい」と思えるかもしれません。
鎌田實 2022年12月21日 (水) 09時04分 | 固定リンク Tweet