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2023年4月 2日 (日)

ウクライナを想う(65)

ロシアによるウクライナ侵攻が始まって1年以上が経ちました。
JCFはウクライナの子どもたちを支え続けます。

ポーランド・クラクフで、ウクライナ避難民の子どもたちをサポートしている宮永さんからの報告を、一部ご紹介します。
全文は、ご寄付いただいた方へ発行しているJCFのニュースレター「グランドゼロ」に掲載されます。

ご寄付はこちらから
ウクライナ支援 | 日本チェルノブイリ連帯基金 (jcf.ne.jp)

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クラクフ85番小学校には現在85人のウクライナ人の子供が通っています。
クラクフでの生活もほぼ一年になります。

・・・

 お母さん方がまず何よりも気にかけていることは、子供たちの安全な生活と将来です。

戦争が終わる見通しのない今、お母さん方の中にはポーランドに定住することを考え始めている方もいます。

自分の街、家に戻りたい、残してきている家族や知り合いに会いたいという気持ちももちろんあるのですが、毎日ミサイルの警報におびえるような状況の中で子供たちを育てたくはない。子供たちは85番小学校にも慣れ、友達もたくさんできてポーランド語もどんどん身につけていく。クラクフを新しい生活の場所として選ぶお母さん方が少しずつ増え始めているようです。

そのために・・・お母さん方が今一番必要としているのは仕事です。

お母さん方は子供たちが学校に通って友達と楽しく過ごす時間はとても大切だと言います。
子供たちの笑顔と元気がお母さん方の元気にもなります。

85番小学校に通うウクライナの子供たちがいつも元気でいれるような支援を続けたいと思います。

宮永匡和 (まさかず)

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