鎌田實の一日一冊（425）

「Seven　Stories　星が流れた夜の車窓から」（文春文庫）

九州を走る豪華寝台列車ななつ星をテーマに
井上荒野、恩田陸、川上弘美、三浦しをんら7人の人気作家が綴る旅と人生。

急逝した夫が予約した寝台列車に乗る妻。
卒婚しようとする妻と、結婚を続けたい夫。
かけがえのない旧友、母と娘･･･。
人生の切なさが胸を打つ。
旅のお供にちょうどいい一冊です。