支援道路の確保を
諏訪中央病院の医師と看護師、メディカルエンジニアが輪島中学校の避難所に入り、緊急人道支援活動を行っているAMDAと連携しながら、医療支援を続けています。
今回の能登半島地震では道路が大きな被害を受け、通行を阻んでいます。
東日本大震災のときには、まず地元の建設会社が重機で道路をつくり、
その後、自衛隊と警察が道路を広げ、物資や人の支援が入りやすいようにしていきました。
しかし、能登半島はもともと道路が狭いうえに土砂崩れと、倒壊した建物が道をふさぎ、なかなか道路の復旧が難しいようです。
自衛隊などと地域の建設関係の会社がもっと連携を深め、物資や人が入りやすい道路を確保して、支援ロジスティクスをつくることが急がれます。
と同時に、電気、水道のライフラインの復旧が必要なことは言うまでもありません。
写真は、4年前、台風により長野県の千曲川流域で発生した水害のときのものです。
カナディアンファームのハセヤンや、茅野市のレストラン・ピーターのシェフたちが被災地に入りました。
野菜とタンパク質をしっかりとってもらいたいということで、ステーキ丼やうな丼、焼き肉、豚汁などを持っていきました。
今回の能登半島地震で、京都や大阪で在宅医療を展開するKISAⅡ隊(きさつ隊)のメンバーが石川県穴水町の避難所に入りました。
そこで、避難している方たちから「あたたかいものを食べたい」という声が出ているとの連絡がありました。
その声を受け、炊き出しの準備を始めましたが、
道路状況が厳しいことや、自治体からの招請状が出ていないことにより、炊き出しは延期になりました。
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