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2024年2月

2024年2月26日 (月)

能登半島被災地支援(6)

羽咋市にある小規模多機能型居宅介護「たきのーほーむ風和里(ふわり)」は、福祉避難所になっています。
運営する社会福祉法人弘和会は、羽咋市と輪島市で障害者向け事業や高齢者向け事業を展開。
弘和会の畝理事長や、訪問看護ステーションの看護師、風和里の介護士にお話を聞きました。

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弘和会が運営している「海と空」という福祉施設も、輪島で福祉避難所になっていて、そこにはぼくもよく知っているキャンナスから看護師や介護士が支援に入っています。

輪島市内の福祉避難所はどこまで継続できるか厳しい状況だそうです。

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2024年2月25日 (日)

能登半島被災地支援(5)

門前町にある「グループほーむもんぜん楓の家」は、小規模多機能施設。
震災後、福祉避難所として20数名の障害をもった高齢者を引き受けています。

全国から看護師、介護士が応援にきています。
案内してくれたのは釜石から来た介護士さん。
ぼくが東北支援に入っていることをよく知っているそう。

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82歳の女性はパーキンソン病があり、前方突進になっているので、歩き方を教えました。
この方は、本を読んでいました。
「この状況のなかで本を読んでいるというのはとても素晴らしいことだ」と言うと、
うれしそうでした。
厳しい状況のなかでも、自分の心の時間をもっている人はとても強いように思います。

ケアワーカーが車中泊をしていると聞いたので、
ぼくがお世話になっている「のと酒心館」をすすめました。
こごでは、食事などをつくれるスタッフがいて、泊まることもできます。
ハセヤンが、生活しやすいように整えています。
QR能登の人たちもとてもあたたかく、居心地がとてもいいです。
被災した人たちの支援も大切ですが、支援している人たちがも体力を消耗しないですむようにすることもとても大切。

穴水や輪島へボランティアに入る人で、泊まるところがない人は、
酒心館に相談してみてはいかがでしょうか。

 

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2024年2月24日 (土)

新刊発売

『医者の話を鵜呑みにするな』(鎌田實、和田秀樹著、ワック)

「ヘルシズム(健康至上主義)」や「健康幻想」がはびこる日本。
正しく楽しく「健康長寿」を目指そう!
そこで「きちんきちん」の鎌田式か「自己責任」の和田式か、
それとも両者の「いいとこ取り」か

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<本書の内容>
・健康オタクは寿命を縮める
・「健康寿命を延ばす食べ物」ベスト8
・「慢性炎症」と「フレイル(虚弱)」こそが万病の元
・人は「ちょい太」の方が長生きする
・物忘れや湯鬱になったら、認知症やうつよりまず男性ホルモン減少を疑おう
・ぎりぎりまで仕事はやめるな!免許は返すな!
・たとえ認知症になっても10年は大丈夫
・「60歳を超えたら苦労から逃げる」が認知症を防ぐ
・年取っても「英雄色を好む」で行こうよ
・異性に触れるだけで〝絆ホルモン〟が出る
・孤独は楽しむのもの、孤立は避けるもの
そのほかためになる話が満載

おもしろい本ができました。
ぜひ、お読みください!

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能登半島被災地支援(4)

門前町にあるクリニックに
「お疲れなら、週一回外来の交代要員を手配します」という話をしましたが、
兄弟でドクターをしているので、何とか交代で対応できているとのこと。
二次避難をしている患者さんも多く、
140人近くの外来患者が、半数近くに減っているということです。

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輪島市の朝市通り近くのクリニックで話を聞いたときには、
やはり二次避難の患者さんが多く、一日の外来数は十数人程度に減少。
この状態が長期間続くと、運営も大変だろうなと想像します。

市立輪島病院では、震災前130人いた看護師が、通勤が困難という理由で30人が退職見込みとなりました。

中長期的に見ると、クリニックや病院の運営は非常に厳しく、
財政的、人的支援が必要だと感じました。

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2024年2月23日 (金)

能登半島被災地支援(3)

輪島市門前町にある諸岡避難所では、風呂や洗濯場が用意され、3食の炊き出しも行われています。

避難所のリーダーの話では、
1月にはインフルエンザや新型コロナなどの感染症が広がって大変だったが、
2月に入り徐々に落ち着いてきたとのこと。
自宅の一室を整備して生活する人が増えてきたが
お風呂や食事にはこの避難所を利用している人も多いといいます。

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健康相談で82歳の女性は、
初めのうちは眠れなかったが、このごろは眠れるようになった。
昼間はできるだけ足腰が弱くならないように外に出ていると話してくれました。

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この地域は地盤が砂地で出来ているところがあり、
その地域の家屋はかなり大きな被害を受けています。
全国的なマスコミがあまり入っていないので、厳しい現状は伝わっていません。

3/10の「日曜はがんばらない」(文化放送、朝6時20分~)では、避難所の責任者森さんに避難所の現状や今後の問題点などをうかがいます。
ぜひ、お聞きください。

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2024年2月22日 (木)

文春記事

文藝春秋に記事が載りました。

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私が睡眠障害になって編み出した「睡眠力を上げる〈鎌田式7カ条〉」 

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2024年2月21日 (水)

能登半島被災地支援(2)

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輪島市門前町の避難所では、朝昼晩と炊き出しのメニューが貼り出されています。
炊き出しがないときには、ごはんどころがあり、
自宅で避難している人たちもそこへやって来て食事をとっています。

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門前町はもともと曹洞宗の総持寺の門前町。
松前船で栄え、門前町の黒島地区は重要伝統的家屋保存地区として美しい町並みが広がっていました。
その家屋群をはじめとする文化的な町並みも、被害を受けています。

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救援活動をしているRQ能登にお世話になりながら、
門前町の避難所や福祉避難所を訪問。
今後どのような応援が必要かを考えています。

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2024年2月20日 (火)

能登半島被災地支援(1)

https://youtu.be/cbEhJbO-qjk?si=Vscb-JZ3NcmapR-0

能登半島地震の被害の大きい輪島へ入り、
炊き出しと健康相談をしました。
風に立つライオン基金のライオンカフェを開くための調整も行っています。

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火災にあった朝市一帯は今も大変な状況が続いています。
輪島の南部にある門前町に拠点のあるRQ能登に宿泊させてもらい、救援活動をしました。

 

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2024年2月19日 (月)

メメント(8)

スヴェトラーナ・アレクシェーヴィッチ

『戦争は女の顔をしていない』などで知られる作家。
ノーベル文学賞を受賞する前、松本で対談しました。

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2015年10月、このブログで「今、最もノーベル文学賞に近い作家」としてアレクシェーヴィッチのことを書きました。
その直後、彼女がノーベル文学賞を受賞したため、
新聞社からコメントを求められたこともあります。

ルカシェンコやプーチンに批判的。
著書『チェルノブイリの祈り』は、ベラルーシのルカシェンコ政権下での言論統制により出版が取り消されています。
現在はドイツに暮らしています。

プーチンによるウクライナ侵攻から丸2年。
ベラルーシ人の父親とウクライナ人の母親をもつアレクシェーヴィッチは、
この侵攻を強く批判しています。

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2024年2月18日 (日)

鎌田劇場へよそこそ!(555)

「ふたりのマエストロ」

父親は有名な指揮者。
息子も指揮者になり、どんどん有名になっていき、
スカラ座の音楽監督の話が舞い込むまでに。
しかし、ちょっとした手違いで、父親は自分へのオファーだと誤解し有頂天になってしまう。
もともと仲がいい父子ではない。
それでも息子は父に気兼ねして、スカラ座のポストに就くのを躊躇する。
父と息子の複雑な関係がうまく描かれている。
そして、エンディングはすばらしい。
昨年8月公開され、現在、Amazonプライムなどで有料配信されている。

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指揮者の映画といえば、「TAR」。
天才的な女性の指揮者の苦悩をサスペンスタッチで描く秀作だ。
ケイト・ブランシェットが演じている。

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2024年2月17日 (土)

新しい合言葉

『鎌田式長生き食事術』(アスコム)
8刷、5万部を突破しました。

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従来の健康食の合言葉に「まごわやさしい」がありますが、
高齢になると低栄養がちょっと心配に。
フレイルにならないようにするための新しい合言葉は「朝は来た、にぎやかだ」
この合言葉、流行りそうな気がします。

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2024年2月16日 (金)

メメント(7)

瀬戸内寂聴さん

NHK新春特番でテレビ対談をしました。
実話に基づくぼくの絵本『雪とパイナップル』をとてもほめてくれました。

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『がんばらない』に書いた、ぼくの股間を触るおばあちゃんの話になったとき、
「先生は臨戦態勢ができていたんですか」と、寂聴流のツッコミ。

紅白で特別審査員になったときも、寂聴さんと隣同士でした。

 

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2024年2月15日 (木)

鎌田劇場へようこそ!(554)

「アバウト・ライフ 幸せの選択肢」

ダイアン・キートン、リチャード・ギア、スーザン・サランドンら、
豪華キャストによる贅沢なラブコメディ。

原題は「Maybe I Do」
交際中のカップルと、それぞれの両親たちの「結婚」のお話。
結婚はなかなか厄介。
もがいたり、ジタバタしながら幸せのかたちを探っていく。

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「プリティ・ウーマン」から33年、73歳になったリチャード・ギアがかっこいい。
実生活では、70歳のときに子どもを授かっている。

3月8日ロードショー。

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2024年2月14日 (水)

卵にこだわる

茅野市にあるメリーガーデンに、パンケーキの専門カフェ「ベイキングヴィーナス」がオープンしました。

ぼくは甘いパンケーキが苦手なので、
ベーコンエッグパンケーキを食べました。
これが絶品。

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卵の本を書くために、卵にこだわっています。
一日3~4個の卵を食べる日もあります。
ぼくの場合ですが、総コレステロールも悪玉コレステロールも正常です。

患者さんには、一日3個くらい食べても大丈夫といっていますが、
その通りに実践している人も、コレステロール値に異常はありません。

 

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2024年2月13日 (火)

記録更新65キロ

バーベルを担いでワイドスクワットをしていますが、
自分史上最高の65キロのバーベルを担げるようになりました。

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40歳を過ぎると年間1.2%の筋肉が減ると言われていますが、
ぼくは年間5%くらい筋肉を増やすように努力しています。

ベンチプレスも42.5キロ、
斜めのベンチプレスも35キロ、と記録を伸ばしています。

筋肉が出来てくると、腰痛や膝痛がなくなりました。
人生に対しても前向きになっているように感じます。

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2024年2月12日 (月)

支援募金クラファン

富山大学医学部卒業生有志と、輪島市にある「ごちゃまるクリニック」が令和6年能登半島地震支援金募金のクラウドファンディングをしています。

クリニック名の「ごちゃまる」とは、赤ちゃんから高齢者、障がい者らすべての人と「ごちゃまぜ」に向き合い、病気だけでなく、人生、歴史、風土も「まるごと」支援する地域支援型診療所。
被害の大きい輪島のなかにあり、地域のために必死に活動を続けています。

クラウドファンディングをを推薦している富山大学の山城名誉教授とは友人です。
ぜひ、応援をお願いいたします。

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https://congrant.com/project/wajimakko2024/10390


3日前からカナディアンファームのハセヤンが、
水道を掘るために輪島に入っています。
水道が復旧すれば、お風呂をつくったたり、炊き出しもしようと考えています。
炊き出しの際には、茅野市にあるレストラン・ピーターの3兄弟と協力しようと準備を進めているところです。

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2024年2月11日 (日)

小澤征爾さんのご冥福をお祈りします

小澤征爾さんが2月6日、88歳で亡くなられました。
言うまでもなく世界的な指揮者ですが、
長野県民にとっては、夏に開催される音楽祭セイジ・オザワ松本フェスティバルで馴染みが深い方です。

斎藤秀雄氏の没後、彼の教え子であった小澤さんは、門下生たちとサイトウ・キネン・オーケストラを結成。
92年からサイトウ・キネン・フェスティバル松本を開催し、15年からはセイジ・オザワ松本フェスティバルと名前を変えて、夏の信州を音楽で盛り立ててくれました。
ぼくも毎年、オーケストラかオペラを鑑賞するのが楽しみでした。

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東日本大震災後、松本にあるJCFでは福島の子どもたちを応援していましたが、
その子どもたちをサイトウ・キネン・フェスティバルが招待してくれたことがあります。
小澤さんは、予定になかったのにステージに上がり、指揮。
子どもたちへのあたたかな心が感じられました。

2010年に食道がんの手術。
手術の後、食べる量が少なくなっていたと想像しますが、
はつらつとした印象で、ぼくたちにすばらしい音楽を届けてくれました。

小澤征爾さん、ありがとうございました。
ご冥福をお祈りいたします。

 

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2024年2月10日 (土)

メメント(6)

畑中良輔さんとホスピタルコンサート

毎年夏、開催された諏訪中央病院のホスピタルコンサート。
中心になってくれたのが、声楽家で音楽教育家の畑中良輔先生。
東京芸大の教授や、新国立劇場の芸術監督などを務め、
日本にオペラを広めた方です。

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畑中先生のツテで、日本のプリマドンナ・伊藤京子さんや、
指揮者の若杉弘さん、日本を代表するチェリストの青木十良さんなど、そうそうたる音楽家が出演してくれました。
ホスピタルコンサートは、10年以上続きました。

 

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2024年2月 9日 (金)

小学館「8760」

小学館のウェブメディア「8760(ハチナナロクマル)」に記事が掲載されました。

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インタビュー記事の詳しい内容は、「長生き食事術」(アスコム)に書いています。ぜひ書店でお買い求めください。

 

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2024年2月 8日 (木)

メメント(5)

西田敏行さん

「がんばらない」が2時間のドラマになりました。
鎌田の役は、西田敏行さんが演じました。

撮影は、諏訪中央病院や岩次郎小屋でも行われました。
ドラマのロケがあった日、
畑中良輔さんたちによるホスピタルコンサートがロビーで開かれていました。
西田さんも飛び入り参加で
「もしもピアノがひけたなら」を歌ってくれました。
あまくやさしい歌声に、患者さんたちも大感激でした。

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西田さんは福島出身。
東日本大震災後、二人で福島支援にも行きました。

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2024年2月 7日 (水)

初詣&カレー

1月の末、諏訪大社にお参りに行きました。
お正月に行ったのですが、駐車場がいっぱいで、
「がんばらない」カマタは、すぐに諦めて帰ってきました。
1月中に行けばいいだろうということで、ようやく“初詣”ができました。

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初詣の後は、カレー詣で。

諏訪大社上社のすぐ近くにスパイスカフェ アナンダというカレー屋さんがあります。
古い民家を上手に使ったカフェです。
ネパールカレーで、鎌田のカレー礼讃のひとつです。

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2024年2月 6日 (火)

第6陣が輪島へ

諏訪中央病院では能登半島地震で被災した輪島市への医療支援を行っています。
医師や看護師らが交代で現地に入っていますが、いま第6陣になりました。

避難所では新型コロナやインフルエンザなどの感染コントロールのため、
ゾーニングを行っています。
また、理学療法士が体操指導に取り組んでいる様子も、毎日新聞で報告されています。

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東日本大震災のときも、ラジオ体操をするだけでもずいぶん違うことを実感しました。
断水でつらい状態が続いていますが、体を動かすことはとても大事なことです。

 

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2024年2月 5日 (月)

鎌田劇場へようこそ!(553)

「マイ・ニューヨーク・ダイアリー」

原作は、小説「サリンジャーと過ごした日々」。
作家志望の若い女性が出版エージェンシーで働き始める。
仕事は、世界中から届く作家サリンジャーへの熱烈なファンレターの対応。
当のサリンジャーは、人間嫌い、偏屈といわれ、山の中に引きこもっている。
彼女は、定型的な返信ではなく、個人的な返信するようになる。

そんなある日、サリンジャーから電話が。
なかなかおもしろい展開。

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『ライ麦畑でつかまえて』は世界中で読まれ、多くの人の人生に影響を与えている。
ジョン・レノン射殺事件の犯人も、この本を読みふけっていたというのは有名な話。

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2024年2月 4日 (日)

そば屋の卵焼き

血糖値を上げるものは、体重のコントロールが難しくなる。
糖尿病の患者さんにはめんを食べるなら、うどんやラーメンより、そばをすすめている。
そばは雑穀なので、血糖値が上がりにくいのだ。

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ただ、そばだけではタンパク質が足りないので、
卵焼きを食べることが多い。
卵は、日本食では減りやすい亜鉛やマグネシウムの補給になる。
そばつゆの出汁がきいたそば屋の卵焼きはうまい。

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2024年2月 3日 (土)

鎌田實の一日一冊(430)

『海辺の俳人』(堀本裕樹著、幻冬舎)

ぬくぬく、ひらひら、さくさく。
俳句結社「蒼海」主宰、俳人のエッセイ。
海が見える町に住みたいと思い探していたら、湘南の片隅に一軒家が見つかる。
一人暮らしを始めるが、やがてパートナーができ、結婚。
女の子が生まれる。

俳人はこんな句をつくる。
「七草や疫病の世に児のおなら」

生牡蠣のこんな食べ方も。
「しんしんと牡蠣にボウモアたらすべし」

牡蠣にアイラ島のシングルモルトウイスキー「ボウモア12年」を垂らして食べる。
こんな食べ方があるのかと思った。
ぼくも生牡蠣が好きだが、レモンか、三つ食べるときはケチャップで。
ニューヨークでも、アイスランドでも、モロッコでも食べたが、
牡蠣はその土地の海の味がする。

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この本の「あとがき」を書いているときに、
立ち退きを求められる電話がかかってくる。
結局、『海辺の俳人』が世に出るころには、海辺の俳人ではなくなっている。
そんなしゃれたオチのある本である。

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2024年2月 2日 (金)

鎌田劇場へようこそ!(552)

「オフィサー・アンド・スパイ」

ロマン・ポランスキー監督。
19世紀、フランスで起きた冤罪事件ドレフィス事件を真っ向から取り上げている。
ユダヤ系のドレフィスは、ドイツへと秘密を流していると疑われた。
主人公は、軍のなかに真犯人がいることに気付く。

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さすがポランスキーと思わせる、見ごたえのある映画。

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2024年2月 1日 (木)

陽なたぼっこの小屋

諏訪中央病院の庭を作ってくれているグリーンボランティア。
毎冬、お礼の健康勉強会をしています。

今年は、健康づくりとして、腸活、筋活、脳活の話をしました。
また、院内助産院の環境整備をするためのクラウドファンディング、
能登半島地震の緊急支援などの報告もしました。

終わった後、群馬から来ている材木屋さんから声をかけられました。
20年ほど前、ぼくの本を読み、ぼくの外来に来たそうです。
群馬の病院で手術をすすめられているが迷っているということで、セカンドオピニオンを求めにきたのです。
ぼくは、良性の病気なので経過をみていけばいいと説明しました。
材木屋さんは、それに納得して手術は受けず、
ドックや諏訪中央病院の外科で経過をみているそう。
「手術はせず、大正解」
群馬で材木屋さんをしながら、諏訪中央病院のグリーンボランティアに参加。
昨年は、2日休んだだけといいます。

ある時、冬の庭は人が少なくなるが、日向ぼっこができたり、お茶を飲んだりできる居心地のいい丸太小屋をつくろうという計画が上がりました。
材木屋さんは、受診の後、その集まりに参加。
必要な材木をそろえてくれたおかげで、素敵な小屋ができました。

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群馬でもいい材木をそろえられると評判の材木屋さん。
原村の工務店から特別な木材を買いたいという話がきて、それに応えました。
すると、その評判が口コミで広がり、今では諏訪盆地一帯の15工務店から注文が来るまでになったとか。
この日も、朝4時に起き、材木を諏訪の工務店に運び、その後、グリーンボランティアに来たといいます。

健康講演会では、オキシトシンというホルモンの話もしました。
「絆ホルモン」や「思いやりホルモン」(さだまさしさんは「おせっかいホルモン」と呼んでいます)です。
ボランティアで人のために動いたことが、自分の健康にも、仕事にもつながり、
元気の源になっていく。
材木屋さんの話を聞いて、ぼくも元気をもらいました。

 

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