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2024年2月25日 (日)

能登半島被災地支援(5)

門前町にある「グループほーむもんぜん楓の家」は、小規模多機能施設。
震災後、福祉避難所として20数名の障害をもった高齢者を引き受けています。

全国から看護師、介護士が応援にきています。
案内してくれたのは釜石から来た介護士さん。
ぼくが東北支援に入っていることをよく知っているそう。

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82歳の女性はパーキンソン病があり、前方突進になっているので、歩き方を教えました。
この方は、本を読んでいました。
「この状況のなかで本を読んでいるというのはとても素晴らしいことだ」と言うと、
うれしそうでした。
厳しい状況のなかでも、自分の心の時間をもっている人はとても強いように思います。

ケアワーカーが車中泊をしていると聞いたので、
ぼくがお世話になっている「のと酒心館」をすすめました。
こごでは、食事などをつくれるスタッフがいて、泊まることもできます。
ハセヤンが、生活しやすいように整えています。
QR能登の人たちもとてもあたたかく、居心地がとてもいいです。
被災した人たちの支援も大切ですが、支援している人たちがも体力を消耗しないですむようにすることもとても大切。

穴水や輪島へボランティアに入る人で、泊まるところがない人は、
酒心館に相談してみてはいかがでしょうか。

 

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