ゴールデンウィークの桜
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3の倍数でニャーという、コグニサイズ
3月下旬に佐賀で開催された「がんばらない健康長寿実践塾」。
運動指導士が会場のみなさんと一緒にコグニサイズを実演しました。
数をかぞえながら足ふみをし、3の倍数で「ニャー」と言う、頭と体の体操です。
運動することで、塾生たちはどんどん元気になっていきます。
特に、頭と体を同時に動かすコグニサイズは、認知症予防に効果的です。
ぜひやってみて!
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「プリシラ」
ソフィア・コッポラ監督。
父は、あのフランシス・フォード・コッポラ。
エルビス・プレスリーの妻になったプリシラに光を当てた。
大人になりきれないプレスリーと、14歳で妻となったプリシラ。
それぞれの孤独が画面いっぱいに広がっている。
シャネルやバレンチノなどゴージャスな衣装が、幼いプリシラには似合わない。
それが、心の傷をよく表現している。
女性監督ならではの感覚だと思った。
エルビスは42歳で亡くなった。
薬を多用し、不整脈で急死した可能性が高い。
二人の間に生まれたリサ・マリー・プレスリーも、最近54歳で亡くなった。
ヒットした「エルヴィス」(2022)を見た人は、ぜひ、この「プリシラ」も見てほしい。
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第4回SDGs岩佐賞が発表されました。
この賞は、公益財団法人岩佐教育文化財団が
医療、教育、福祉、環境、経済、平和、人権、芸術・スポーツ、農林水産・食の分野で目覚ましい功績や課題解決に取り組んでいる個人・団体を支援するために授与するもの。
100万~3000万円が授与されます。
今回の医療の部では、コロナ禍で医療を下支えした一般社団法人KISA2(きさつ)隊が受賞しました。
第5回のSDGs岩佐賞の募集も始まりました。
募集は5月13日まで。
われこそはという人や団体、あるいはすばらしい活動をしている人や団体を推薦してみては。
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月刊「潮」で連載している「希望・日本」。
5月号は、「余命告知を覆した三人に共通する可能性とは」と題し、
ステージ4から完治した3人にインタビューしています。
特に驚くのは、スキルス胃がんで肺に転移した方の体験です。
南三陸の病院に入院し、
貧血が進んでいたため輸血が終わって久しぶり入浴していたとき、
東日本大震災が発生しました。
津波が襲い、5階まで避難。
手をひっぱりあげられて、5階に逃げることができた最後の一人でした。
入院患者107人のうち72人が犠牲になるなか、
まさに九死に一生を得たのです。
その2か月後に仙台の病院で検査を受けると、肺に転移していたがんが消えていました。
がんの自然寛解です。
ぼくたちのカラダのなかには、わからない力があるのだと思いました。
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「四重奏」(逸木裕著、光文社)
主人公は、大切に思っていた女性の死にショックを受け、
その死の真相を知ろうとする。
二人ともチェロ奏者。
物語のなかに、マーラーの交響曲二番復活とか、
ショスタコーヴィチ交響曲第五番とか、
クラシックの楽曲が出てくる。
iPhoneで調べて、その音楽を流しながら読んでいく。
ショスタコーヴィチの楽曲は、チェロとコントラバスに始まり、バイオリンとヴィオラが追っかけていく、そんな音楽だ。
ブルックナーの交響曲第九番というのも出てきて、
検索しているうちに、カラヤン指揮のウィーンフィルの映像が見つかった。
この作家の本は初めて読んだ。
人を理解するということはどういうことなのか。
音楽を理解するということはどういうことなのか。
おもしろい展開の音楽ミステリー。
ページをめくりながら幸せを感じた。
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「ブルックリンでオペラを」
久々に自由でおもしろくて豪華な映画を見た。
人生には予想しなったことが起こる。
夫は、人気の現代オペラ作曲家だが、スランプに陥り5年間一曲もかけない。
演じるのはピーター・ディンクレイジ。
妻は精神科医で、完璧主義で潔癖症。
「プラダを着た悪魔」や「マイ・インターン」のアン・ハサェイが演じている。
ある日、夫が愛犬をつれて散歩に出ると、
自由で怖い者知らずで恋愛依存症の女船長カトリーナがあらわれる。
そこから人生が思ってもみなかった方向に展開していく。
自由であることの大切さが描かれていて、笑いながら感動。
ピーター・ディンクレイジがかっこよくてかわいい。
4月5日公開。
新宿ピカデリーや、シネ・リーブル池袋など。
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輪島市門前町で先月24日に開催された能登雪割草まつり。
風に立つライオン基金のライオンカフェが開かれ、大好評でした。
鎌田はYouTubeライブで「被災地でどう健康を守るか」という話をしました。
東日本大震災のときには、血圧が高くなった人、糖尿病になった人、
免疫力が低下して風邪をひきやすくなった人、睡れない人がたくさんいました。
それらを改善するには、体を動かすことが大事です。
YouTubeライブでは、ワイドスクワットと鎌田式かかと落とし、ランジを一緒にやってもらいました。
うそ笑いでもいいから、ちょっと笑う「ちょいニヤ」、ちょっとホッとする「ちょいホ」、おいしいものを食べる「ちょいウマ」も大切。
フレイル予防というと、筋肉のフレイルのことをイメージしがちですが、
口腔フレイルや社会的フレイルにならないようにすることも意識してほしいと述べました。
今回の雪割草まつりのようなイベントは、フレイル予防、そして復興のためにとてもいいことです。
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