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2024年5月

2024年5月31日 (金)

リラクゼーション

アルソアのリラクゼーションルームで、ゆっくりと音楽を聴かせてもらいました。
天井からは太陽の光。
静かな音。

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もともとは化粧品会社なので、女性がほっとできるような空間が随所にあります。
イタリアの有名な建築家が設計しているそうです。

 

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2024年5月30日 (木)

アルソアの農園

小淵沢にあるアルソアのレインボーファームへ行きました。
無農薬有機農法で、おいしい野菜ができます。
この野菜を原料に、18種類の善玉菌をつくる「ジオリナ酵素」ができます。

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農園は無農薬のためハチがよく来ます。
アルソアでは新種乳酸菌「コウソイ」を世界で初めて発見しましたが、
その乳酸菌には、ハチが影響を与えているのではないかといわれています。

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2024年5月29日 (水)

ウクライナを想う(89)

先日ウクライナ避難民の方々へ配給を行った際、食べものがないと泣きながら話してくたタティアナさんへ、食料を届けに行ってきました。

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タティアナさんは戦争が始まる前からクラクフに住み、仕事をしていました。戦争が始まってすぐ、カホフカで祖父母と一緒に住んでいた子供2人を連れて避難してきました。ウクライナで兵士として戦っている長男、軍事高校へ通う次男、クラクフ85番小学校に通うカティアちゃん(1年生)の3人の子どもがいます。

1日12時間(夜勤も)、窓を製造する工場でくたくたになるまで働き、両手にはたくさんのけがの痕。給料の殆どは家賃と光熱費でなくなり、政府から支給される育児保証金で何とか繋いでいるが、冷蔵庫の中が空っぽになることがあり、学校に持っていかせるサンドイッチも作ってあげられないと涙をこぼしていました。

校長先生と相談してカティアちゃんの給食費(サンドイッチ代)を6月20日の終業式の日までJCFで負担することにしました。

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カティアちゃん(1年生)。とても静かで勉強のできる子。
カホフカに残してきたおじいさんおばあさんに会えないのがつらく、早くウクライナに帰りたいと話している。

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2024年5月28日 (火)

ウクライナを想う(88)

宮永さんが、85番小学校のゼロ年生(幼稚園)で日本文化紹介授業を行いました。

21人のクラスのうち9人がウクライナの子供。

ポケモンやNINJAGOなどが大好きだという子や、寿司が好きで、お箸を上手に使う女の子もいるそうです。

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折り紙のデモンストレーションの後、簡単な折り紙をみんなで作って楽しみ、
最後にお礼にと「クラコヴィアック」というダンスをみんなで踊ってくれました。

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子供たちからは、絵のプレゼントをもらい、
JCFからは、クラスへLEGOをプレゼントしました。

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心の通う支援を続けています。

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2024年5月27日 (月)

出産自己負担なし検討

正常分娩に保険を適応することを主張してきました。
首相官邸に呼ばれたときにも、2か月前の人口戦略シンポジウムでも
この話をしました。
政府は本腰を入れ、26年度から実施するということです。

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出産育児一時金(50万円)は少しずつ上がってきましたが、
同時に、医療機関が自由に設定できる分娩費用も上がってきたので、
結局、出産する人のためになっていないという現実がありました。
だから、この正常分娩の保険適応はとてもいいことです。

ただし注意しなければならないのは、出産育児一時金を廃止してはならないこと。
正常分娩の費用を保険適応して自己負担をゼロにしたうえで、
20万円でも出産育児一時金を出すことで、出産子育ての準備を支援することができます。
そのくらいのことはしないと、出産する人たちの背中を押すことにはならないと思います。

 

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2024年5月26日 (日)

文太さんが愛したカレー屋さん

蓼科のナマステは、菅原文太さんが愛したカレー屋さん。
インド人の有名シェフが作るカレーは、20種類の香辛料を使った、食べたことがないような味のカレーです。

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大好きな豆カレーと、タンドリーチキン、シュリンプサラダをいただきました。

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2024年5月25日 (土)

八島湿原へ

霧ヶ峰をドライブし、八島湿原へ。
最後はコロボックルヒュッテでおいしいコーヒーを飲みました。

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ゴールデンウィークが終わった後だったので、道路はガラガラでしたが、
コロボックルヒュッテは大人気で、景色のいい席はとれませんでした。

 

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2024年5月24日 (金)

八ヶ岳

久しぶりに横岳に上りました。

ロープウェイで上がると、八ヶ岳の裾野がきれいなカーブを描いています。
その向こうには、まだ雪を残した中央アルプスが見えます。

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2024年5月23日 (木)

ウクライナを想う(87)

ウクライナからポーランドに避難している家族に、食料、衛生用品の配給を行いました。

配給に集まる家族は毎回増えてきていて、列の最後に並んでいた家族には衛生用品が行きわたりませんでした。

 

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戦争が長期化して、生活が苦しくなってきているようです。

夫を癌で亡くし、ポーランドで必死で自立を目指しているお母さんや、

仕事をしていても、家賃と光熱費を払うのに精一杯で、食べものがないと泣きながら話すお母さんがいました。

避難生活も長くなり、心のケアも必要になってきているように感じます。

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配給された物資を運ぶウクライナの子供たち。

 

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2024年5月22日 (水)

日刊スポーツで新連載

日刊スポーツで、鎌田實の連載がスタートしました。
「究極の鎌田式若返り健康術」

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日刊スポーツでは毎年、連載をしていますが、今回は全50回。

駅でスポーツ新聞を買うときには、日刊スポーツをお買い求めのうえ、ぜひ「究極の若返り健康術」を実践していただけたらうれしいです。

 

 

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「お子持ち様」批判

最近、SNSなどで、小さな子どものいる親を「お子持ち様」と呼び、
批判する投稿が相次いでいることを知りました。
職場の同僚が、子どもが熱を出して仕事を休んだため、部署全員の仕事が増えて大変、などというものです。

うっぷんが子育て中の親に向けられていることの背景には、
全世帯の平均所得が545万円に比べ、子どもがいる世帯の平均所得は785万円と高いのに、
その人たちが優遇されるのはおかしいという思いがあるようです。

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しかし、子育て世代への支援は、子育て中の世代のためだけではない、と思います。
人口減少という視点でこの国の問題をとらえようとすると、
2100年の日本の人口は、各種の政策が失敗すると650万人、
うまくいっても800万人になると予想されています。
消費も、働く人も少なくなり、この国自体が老化現象を起こしていくのです。

そんな日本を元気にするには、人口減少をできるだけ緩やかにすること。
だから、子育てのしやすい社会をつくり、人口減少問題を解決していくことは、
すべての世代の人にとって必要なことなのです。

ただし、子育てをしている人への支援によって、しわ寄せが起こらないようにすることは大切なことで、これから社会や企業が考えていかなければならないと思います。

 

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2024年5月21日 (火)

ゲーテWEB

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ゲーテウェブで、 『毎週1話、読めば心がシャキッとする13歳からの生き方の教科書』(致知出版社)より、一部を抜粋・再編集して、鎌田の話が取り上げられました。

こちらから

経営者、アスリート、教育者、歴史上の偉人など、成功者と呼ばれる人は困難に直面した時にどのように考え、行動してきたのか。それを知ることはきっと、一度きりしかない人生を自分らしく生きるための学び・教訓となるはずだ。学校では教えてくれない、人生で本当に大切なこととは? 

「子どもの卒業式まで生きたい」
余命3ヵ月の女性が起こした奇跡 

母から子供へ。命のバトンタッチ

「毎週1話 読めば心がシャキッとする13歳からの生き方の教科書」書影

 

ベストセラーとなった『1日1話、読めば心が熱くなる 365人の教科書』シリーズを、中高生向けに編集してほしいという要望から生まれた本書。大谷翔平と菊池雄星に教えた目標設定術、吉田松陰が獄中で行った教育、小児末期がん患者への涙の演奏会など、生きる力と考える力を育む実話52編を収録している。¥1,760/致知出版社

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2024年5月20日 (月)

笑って健康と幸せをつかむ24の方法

【2024年5月17日発売】

笑って健康と幸せをつかむ24の方法

Dr.カマタがはじめて、女性たちに贈る、体と心の健康法。

尿漏れ、こむら返り、更年期障害、むくみ、あくび、冷え、頭痛など、女性の悩みにどう向き合えばいいか、を書きました。

女性に向いた24の筋活を示しました。

年とともに、排気量2000cc→660ccの軽自動車並みになっても、筋肉のターボをつければ、重い荷物を運んでも楽々。

ミドルエイジとなり人生の下り坂にさしかかっても、笑って健康に生きていく秘訣を 新しい視点で書いてみました。

ぜひお読みください。

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2024年5月19日 (日)

ドライブがてらの蕎麦

蓼科湖よりさらに上ったところにある蕎麦屋しもさか。
メニューは、せいろと、そばがき、しるこ、だけ。

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水がおいしいためか、そばもピュアでおいしいです。
ドライブで景色を楽しみながら、山へ食べに行きます。

 

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2024年5月18日 (土)

畑が森に

八ヶ岳を源流とする川が流れており、
その川の近くで、おばあちゃんが畑をしていました。
おばあゃんが亡くなって約10年。
耕作放棄地となった畑は、木が茂り、森のようになってしまいました。

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これからはこうした風景が増えるのではないかと心配しています。

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2024年5月17日 (金)

ピーターでお肉の会

ゴールデンウィーク、家族が久しぶりに集まって、岩次郎さんのお墓参りをしました。
その後、被災地支援に一緒に行っているレストランピーターへ、お肉を食べに。
子ども3人、大人6人。
一人だけサーロインで、あとはヒレ。
リンゴで育った信州牛は、柔らかくておいしいお肉です。

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能登半島地震の炊き出しでは、ピーターがステーキ丼やすき焼き丼をふるまい、大好評でした。

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2024年5月16日 (木)

野菜の王様ブロッコリー

ブロッコリーは、野菜の王様。
筋肉を鍛えている人たちもよく食べています。

その秘密は--。
抗酸化力が高く、細胞の老化を防ぐオートファジー効果がある。
野菜のなかではタンパク質が多い。
カリウムが多く、血圧低下作用がある。
亜鉛も含んでいるので、新陳代謝を高める。

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食べごたえがあり、満腹感が得られやすいのもうれしいところです。
電子レンジで、少し水気を加えたブロッコリーにふたをして、約4分加熱。

スペインオムレツなど、料理に上手に使いましょう。

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2024年5月15日 (水)

睡眠を妨げない排泄ケア

介護専門誌「おはよう21」で
大王製紙の「介護の快護化」という連載をしています。
介護をする人も受ける人も快適になる排泄ケアというものを考えています。

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排泄ケアは睡眠ととても関係があります。
かつては2時間おきなど頻回なおむつ交換をよしとする時代がありましたが、
頻回な排泄ケアは、利用者の睡眠を妨げることがわかってきました。
10年ほど前、台湾の不老学会に呼ばれたとき、
台湾の介護施設では「2時間おきのおむつ交換」がよい介護施設の条件になっていたので、これは考え直したほうがいい、利用者の希望に沿ったほうがいい、と話しました。
ぼくが利用者の立場なら、こんなに頻回に起こされたら、中途覚醒していい眠りが得られないだろうから、と話したことを覚えています。

大王製紙の論文では、おむつや衣服、シーツの交換など、一人の排泄ケアにどれくらいの時間がかかるかを調べ、質の高いおむつを使用することで交換回数や時間を減らすことができるとしています。
ケアされる人は熟睡でき、ケアする人は負担の少なくなる。
どちらにとっても快適になります。
アテントは、いいおむつを作ることで「介護の快護化」宣言をしているのがいいなと思いました。

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2024年5月14日 (火)

ラーメン雷蔵

茅野にあるラーメン雷蔵は、ハルピンラーメンの親戚。
ハルピン味噌を使った味噌ラーメンに、コーンとバターを入れました。
もう一つは野菜ラーメン。

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茅野・松本あたりにはハルピン系のラーメンが多いです。
中国のハルピンの味噌を使った個性豊かなラーメンです。

 

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2024年5月13日 (月)

「ふつうの暮らし」

青森県十和田市にある「くらしラボ」という介護事業所。
訪問介護やデイサービス、小規模多機能ホームなどを運営しています。
ユニークなところがいろいろいありますが、
会社経営になっているのもその一つ。
利用者の要望や意向に合わせたオーダーメイドな介護を展開しています。
そのため、たくさんのいい人材が集まっています。

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働く人に対しても「ふつうの暮らし」を考えて、
子連れ出勤がOK。
子どもも保育園に行きたくない日は、お父さんやお母さんと一緒にくらしラボにやってきます。
利用者の高齢者たちも、子どもが来ることを喜んでいるといいます。

4月下旬に開催された「人口戦略シンポジウム」で、
ぼくは母親のお迎えだけでいいのか、という話をしましたが、
お迎えどころか、くらしラボでは親が子どもを連れて出勤し、一日、子どもが親の仕事をみることができます。
そんな話を、知事ら約20人の前で話しました。

 

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2024年5月12日 (日)

茅野の移住相談過去最多

茅野市への移住相談の件数が昨年度390件となり、
コロナ禍での移住ブームが維持されているとのことです。
調査では、昨年度は66組123人が、移住生活を始めています。

茅野市は水がおいしく、空気もきれい。
長野県のなかでは、雪もそれほど多くありません。
盆地で寒さは厳しいものの、このところ温暖化でそうでもない。
夏は高原の町なので、比較的涼しくすごせます。
精密機械工場などもあり、半導体の大きな工場が活況を呈しています。

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茅野市の人口は、現在55000人強。
30年ほど前は57500人と、毎年人口が増えている珍しい地域でしたが、
ここ10年は減少。
そんななか茅野市に注目度が高まっているのはうれしいことです。

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2024年5月11日 (土)

カレー礼讃(31)

マナステーの野菜ゴロゴロのカレーと豆カレー。

どちらもどんでもなくおいしいです。

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とにかくカレーが好き。
丸亀うどんに行っても、注文するのはカレーうどん。
行きつけのそば屋さんでも、まかないのカレーうどんを作ってもらっています。

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2024年5月10日 (金)

お茶のおいしい店

横浜にあるお茶の有名店の甘香茶屋(モカチャヤ)
が不定期に茅野市にオープン。

台湾の中国茶や
九州の杵築紅茶に桜の葉が浮いている紅茶を飲みました。

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緑茶や紅茶の専門店。
ぬくもりのあるしゃれたお店です。

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2024年5月 9日 (木)

原村が持続可能性自治体に

人口戦略会議が主催する人口戦略会議が4月下旬、東京商工会議所で開催されました。

鎌田もパネリストとして発表しましたが、
その会場で、令和6年・地方自治体「持続可能性」分析レポートが人口戦略会議副議長の増田寛也さんから発表されました。
日本創成会議(増田座長)が「消滅可能性都市」リストを発表してから10年が経っています。

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自立持続可能性の自治体は、約1700のうち65。
長野県では原村がその中に入っていました。
原村は諏訪中央病院組合の仲間で、
その原村が若い人口を増やしていることがわかり、心強いと思いました。
住民の幸福度ランキングが高いという、別の発表もあります。
地域が元気なのはとてもいいことです。

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2024年5月 8日 (水)

イングリッシュガーデン

蓼科にあるバラクライングリッシュガーデンに行きました。
ランの花がいっぱい咲き誇っているホールで、
豆のスープのランチ。
ここはガーデンの景色が最高なだけでなく、料理もおいしいです。

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今年のニューイヤーコンサートのときに設置した募金箱に
約1万5000円の寄付が集まりました。
その寄付先を任せられましたので、
日本チェルノブイリ連帯基金松本事務所に届けました。

バラクライングリッシュガーデンからは諏訪中央病院の庭にチューリップの球根をいただいたり、職員たちに入園パスをいただくなど、
医師や看護師らの〝心の庭〟としてサポートをしていただいたいます。

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2024年5月 7日 (火)

シリア地震支援オンライン報告会

昨年2月に起こったトルコシリア大地震。
シリア政府はクルド人の多い地域に対して、ほとんど災害支援をしていないと聞きました。
支援が行き届かないところに薬を送ろうということで、
まず自分自身が寄付、JIM-NET、JCF、JVCの3団体共同で支援の呼びかけました。
おかげさまで543万円が集まり、クルド赤新月社と相談しながら、医薬品を選択。
JIM-NETのスタッフで准看護師のリームがシリアに赴き、
シリアの国内避難民のところに日用品や薬を届けることができました。

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5月10日19時30分~、シリア地震支援オンライン報告会を開催します。
参加は無料です。

https://www.jim-net.org/2024/04/15/10191/

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2024年5月 6日 (月)

ゴールデン小説ウィーク②

「ラブカは静かに弓を持つ」(安壇美緒著、集英社)

ラブカとは、深海魚。
深い海に潜ってなかなか動かないスパイの暗号だ。
作曲家の著作権を管理する団体の青年が音楽教室へ入り込んで、
チェロを学ぶ。
心を開けない青年の心が、少しずつ溶け出していく。
音楽を通してどんどん変わっていき、人と打ち解けては話ができるようになっていく。
読んでいる側も、この青年、スパイなんか止めてしまえばいいのに、と感情移入。
殺人などの大事件は何も起こらないが、緊張感が漂っている。

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大人の習い事ってこんなことなのかとも思わせる。
主人公はチェロを弾く楽しさを経験し、初めて友だちができる。
信頼とは何か、創造力とは何か、希望とは何か。
けっこうハラハラドキドキしながら楽しく読めます。

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2024年5月 5日 (日)

唐十郎を偲んで

唐十郎さんが亡くなりました。

唐十郎のやってきた、状況劇場、そして唐組。
ずっと唐十郎の芝居をみてきました。

芥川賞作家でもあります。

2009年、検査入院のため諏訪中央病院へやってきました。
ぶらりと、岩次郎小屋へお茶を飲みにきたときの写真。

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劇作家としてもすぐれていましたが、役者としての存在感がものすごかった。
彼が舞台に出てくるだけで、紅テントの空気がガラリと変わる。

唐さんが、芝居作りを見においでと言ってくれて、稽古小屋までいきました。
唐組のテント小屋にいくと、一番うしろに監督椅子を2客並べて、特等席で見せて頂きました。

なつかしい思い出です。

日本の演劇界の革命家、唐十郎が亡くなって、とても寂しい。

むこうの世界でも、良い芝居を作ってください。
ご冥福をお祈りいたします。

 

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ゴールデン小説ウィーク①

「令和元年の人生ゲーム」(麻布競馬場著、文藝春秋)

作者の名前が胡散臭い。
サラリーマンをしながらSNSに投稿した小説がスマッシュヒットし、本作はデビュー第2作。

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同じように育ち、同じような価値観をもつ「きらきら意識高い系」の若者たちのなかに、
成功も自己実現も興味がないと言い切る沼田くんが登場する。
何を考えているのかわかりづらい、Z世代の取扱説明書にもなっている。
自分たちの可能性や未来を知りすぎてしまった、賢すぎる若者たち。

出版社もチャレンジしたなと思う。
好き嫌いがはっきりする小説ですが、とりあえず麻布競馬場という名前は覚えておきたい。

 

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2024年5月 4日 (土)

ゴールデン絵本ウィーク③

「こどもべやのよる」(出久根育著、岩波書店)

子ども部屋に夜が来ました。
起きているのはいっちゃんだけ。
「ねちゃだめ、ねちゃだめ」と言い聞かせますが、だんだんまぶたが重くなってきます。

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表題作のほか、天使の人形と空を飛ぶ「てんしちゃん」、
部屋のなかが、家族と行くはずだった海に変わる「おとなはたちいりきんし」の3つのお話があります。

子どもたちの想像力を養う冒険の物語。
男の子にも、女の子にも喜ばれると思います。

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2024年5月 3日 (金)

ゴールデン絵本ウィーク②

「おしごとそうだんセンター」(ヨシタケシンスケ著、集英社)

仕事を探す宇宙人と、相談センターのおねえさんが
仕事とは何かをわかりやすく話し合う。
ヨシタケシンスケの絵本はいつも刺激的でおもしろい。

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まちなかライブラリー鎌田文庫では、4月のイチオシ絵本として紹介しました。

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2024年5月 2日 (木)

ゴールデン絵本ウィーク①

鎌田文庫5月のイチオシ絵本として紹介したのは、
「ヴィンセントさんのしごと」(乾栄里子作、西村敏雄絵、福音館書店)
こんな仕事があったらすてきです!

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ヴィンセントさんは、世界中の子どもたちからの手紙を読み、ひとつひとつ解決していくのがしごと。
南の島の子どもから「雪がみたい」という願いを、どうかなえるのでしょうか。

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2024年5月 1日 (水)

認知症を防ぐ習慣

「週刊文春」5/2、9GW特大号
「認知症を防ぐ11の習慣」

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難聴対策や歩行パターンなど、認知症予防になる習慣について、鎌田のアドバイスも紹介されています。

 

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