「令和元年の人生ゲーム」(麻布競馬場著、文藝春秋)
作者の名前が胡散臭い。
サラリーマンをしながらSNSに投稿した小説がスマッシュヒットし、本作はデビュー第2作。

同じように育ち、同じような価値観をもつ「きらきら意識高い系」の若者たちのなかに、
成功も自己実現も興味がないと言い切る沼田くんが登場する。
何を考えているのかわかりづらい、Z世代の取扱説明書にもなっている。
自分たちの可能性や未来を知りすぎてしまった、賢すぎる若者たち。
出版社もチャレンジしたなと思う。
好き嫌いがはっきりする小説ですが、とりあえず麻布競馬場という名前は覚えておきたい。