出産自己負担なし検討
正常分娩に保険を適応することを主張してきました。
首相官邸に呼ばれたときにも、2か月前の人口戦略シンポジウムでも
この話をしました。
政府は本腰を入れ、26年度から実施するということです。
出産育児一時金(50万円)は少しずつ上がってきましたが、
同時に、医療機関が自由に設定できる分娩費用も上がってきたので、
結局、出産する人のためになっていないという現実がありました。
だから、この正常分娩の保険適応はとてもいいことです。
ただし注意しなければならないのは、出産育児一時金を廃止してはならないこと。
正常分娩の費用を保険適応して自己負担をゼロにしたうえで、
20万円でも出産育児一時金を出すことで、出産子育ての準備を支援することができます。
そのくらいのことはしないと、出産する人たちの背中を押すことにはならないと思います。
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