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2024年7月

2024年7月31日 (水)

許せない暴力

この白黒のスカーフはケープウイエといい、中東のベドウィンがつけていたと言われます。
イラクやヨルダン、クエート、パレスチナなどでもつけている人が多いです。
これをぼくも身につけ、パレスチナで起こっていることを考えました。

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イスラエルの攻撃はますますひどくなり、病院や学校を狙っています。
ついに犠牲者が3万8000人近くになりました。
多くは女性や子どもの命です。
まだがれきの下から見つかっていない人も多く、さらに1万人近い犠牲者がいる可能性があるともいわれています。
イスラエルはとんでもないことをしています。

ネタニヤフ首相はヨルダン川西岸自治区を、暴力でパレスチナ人から自治を取り上げようとしています。
自分の汚職問題の追及から身をかわすために、戦争を拡大しつづけているように思います。
とんでもない男です。

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2024年7月30日 (火)

ばったり

なじみの「そばきり道玄」に行くと、
どこかで会ったことがある人が…

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新宿歌舞伎町で、日本駆け込み寺という組織で、いわゆる社会的弱者の相談を受けている玄秀盛さん。
長野には湯治に来ているとか。
久しぶりの再会を喜び合いました。

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2024年7月29日 (月)

鎌田實の一日一冊(434)

『レシピの役には立ちません』(阿川佐和子著、新潮社)

ぼくがおすすめしている「具だくさんみそ汁」にしばらく凝ったという話が書かれています。
あまりにも凝りすぎて、夫は「生涯分飲んだ」と飽き飽きしているよう。

『残るは食欲』(新潮文庫)という本も読みましたが、佐和子さんは料理に対する天性のひらめきのようなものがあるようです。
父親の阿川弘之さんが、子どものころの佐和子さんがぬか床を触っているのを見て、この子は料理の素質がある、と言ったとか。

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みそ汁の話に戻しますが、そのアイデアがすばらしい。
古くなったのりを入れると、香りがよいみそ汁になる、とか
冷蔵庫の隅で忘れられかかっている、半分くらい食べ残した瓶詰のウニや、柚子胡椒を入れるとか。
バターも、みそ汁に合ういいます。
ぼくはこのところ、ぜいたくみそ汁としてベーコンを入れるのをお勧めしていますが、
バターもコクが出て、いいかもしれません。

月刊「潮」の「鎌田實の『ガラスの天井』を破る女性たち」という新連載で、
阿川佐和子さんと約2時間、抱腹絶倒の対談をしました。
いつも元気をもらっています。

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2024年7月28日 (日)

蓼科へ上っていく道沿いに、割烹たむらという料理屋があります。
鮎の塩焼きが食べたいと言ったら、
信州では解禁日前だったので、
長良川の鮎を取り寄せてくれました。

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割烹たむらは、料理人が高齢のため、予約制で人数制限があるようです。
おいしい鮎を堪能しました。

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2024年7月27日 (土)

友人から学ぶ

友人の佐藤雅彦さんが70歳を記念して作品集を出版しました。
『古希記念臨床美術作品集』には、彼の絵画のほか、50歳で若年性アルツハイマー病と診断されたこれまでの歩み、生きがい、認知症とともに生きる思いなとが綴られています。
ぼくも、「友人・佐藤雅彦さんへ」という文章を寄せました。

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彼からはいつも生き方を教わっています。
夜9時ごろ、電話で「さびしい」と言える率直さ。
梅干しを食堂に持っていくのを忘れる、持って行っても食べるのを忘れる、というすっぱい失敗。
ロマンス詐欺にひっかかりそうなった、甘い体験(いや、苦い体験か)。
困りごとや失敗談もユーモアに変えてしまう、彼は本当にすごい人です。

 

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2024年7月26日 (金)

ウクライナを想う(91)

ウクライナ避難民の子どもたちとお母さんたちが、JCFの支援でひさびさに遊園地にいきました。

戦争で奪われた子どもの時間。子どもたちの笑顔がすばらしいです。

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プーチンの戦争にまきこまれて、とてつもなく大変な生活を強いられているお母さんと子どもたち 。ポーランドでの生活も大変です。

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ウクライナとポーランド言葉が違うので。なかなか給料の高い仕事に就くことが難しい。

それでもお母さんたちは、働きながら、子どもたちをポーランドの学校に行かせています。

お母さんたちも久々のお休み取って、子どもたち と楽しい夏の一日です。

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JCFのウクライナ子ども支援、よろしくお願いいたします。

ウクライナ支援 | 日本チェルノブイリ連帯基金 (jcf.ne.jp)

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2024年7月25日 (木)

ブラマのゆで卵

世界最大の鶏ブラマのゆで卵。
卵の大きさは、通常の鶏卵とあまり変わりません。
黄身はやや薄い色をしています。

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ほんの少しわさびをつけて食べましたが、とてもおいしいです。

この卵の親鳥は、富士見町にある八ヶ岳はやし農園で平飼いされたもの。
牡蠣殻や海藻、魚粉、米粉、えごまのすりかす、トウモロコシ、サツマイモなどが飼料に使われています。

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2024年7月24日 (水)

読書と筋肉

佐賀で開催している鎌田塾では、日本読書療法学会の会長・寺田真理子さんを招いて、
読書療法について紹介してもらいました。
読書療養とは、「読書によって問題が解決されたり、なんらかの癒しが得られたりすること」。
その効果は、古代ギリシャ時代から認識されていたそうです。
寺田会長と鎌田のトークもあり、読書が認知症予防や心の健康になるという話が出ました。

塾生は1000人を超えています。
会場では、スクワット、ランジ、黒柳徹子さんがやっているヒンズースクワットを全員でやりました。
1000人のスクワットは圧巻でした。

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佐賀で、日本海のおいしいイカを食べました。
こんなおいしいイカは信州ではなかなか食べられません。
ちょっと感動ものです。

 

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2024年7月23日 (火)

友情の酒

諏訪に1756年創業の「酒ぬのや本金酒造」という酒蔵があります。

九代目の社長は、難病ALSで車いすユーザー。
故・原田泰治さんと諏訪地方の店舗や公共施設のバリアフリー化をすすめる「らくらく入店の会」の普及に取り組んできました。
今では、車いすの方が利用しやすい店や施設が増えています。

日本酒「野良」は、そんな二人の友情がつくった新しい日本酒。
ラベルは泰治さんの絵で、箱のデザインも泰治さんです。

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味もいいと評判になり、あっという間に売り切れました。
来年、新酒ができたら、ぜひ「野良」を味わってみてください。

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2024年7月22日 (月)

納豆の練り方

6月26日放送の「林修の今知りたいでしょ!スペシャル」(テレビ朝日)にゲスト出演したとき、
郷ひろみさんが、納豆ご飯にネギを入れていると話していました。
郷さんのこだわりは、納豆を200回くらいかきまわすこと。

時間栄養学の研究者は200回かき回しても栄養的には変わらないと話していました。

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では、味はどうか。
北大路魯山人の『魯山人味道』という本を調べ直すと、
「納豆の拵え方」として、「練り方がまずいと納豆の味がでない」と書かれています。

何も加えないで、そのままも二本の箸でよくねりまぜる。
そうすると納豆の糸が多くなる。この糸を出すほど納豆はうまくなる。
不精しないで手間を惜しまず、極力練り返すべきである。
硬く練り上げたら、しょうゆを数滴落として練る。
要するに、しょうゆを少しずつ加えながら練ることを繰り返し、
どろどろになったら辛子を入れてよくかくはんする。
このとき好みによって、ネギのみじん切りを散らす。
これを茶漬けにしてもいい。

…そんな風に、魯山人は書いています。

郷ひろみさんの納豆ごはんも魯山人の流れを汲んでいるのかもしれません。

 

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2024年7月21日 (日)

コーヒーブレイク

原稿書きに疲れると、蓼科の別荘地、三井の森へドライブ。
15分ほど車を走らせて、この日はコーヒーを飲みました。

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「自家焙煎 澤村珈琲」
森の中の山小屋に、自家焙煎コーヒーのいい香りが広がります。
スペシャリティコーヒーとして知られるパナマゲイシャが置いてあるのが、すばらしいです。

 

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2024年7月20日 (土)

ひさご亭の餃子

東京医科歯科大学の教養部は市川市の国府台にあります。
市川駅裏の細い路地の飲み屋街のなかに、ひさご亭という中華屋さんがあり、
ぼくはここの餃子が大好きでした。
とにかく大きく、ふつうの餃子の5個分くらいあるのです。

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今は、市川市大野に転居しており、今でも餃子の人気店とのこと。
講演でこのひさご亭の話をしたら、講演の終わるときにお土産をいただきました。
なんと、ひさご亭の焼き餃子でした。
粋な計らいと、懐かしい味に感激。

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2024年7月19日 (金)

ほろよい勉強会

諏訪中央病院のほろよい勉強会に久しぶりに鎌田が登壇しました。
テーマは「健脳習慣はじめませんか?」

SOMPOケアが開発した最新のエビデンスに基づいた運動プログラムを会場のみなさんとやってみました。

「SOMPOスマイル・エイジングプログラム」は高齢者の生活習慣改善を通して認知機能低下を予防するプログラム。
フィンランドで行われたフィンガー研究を下地にし、国立長寿医療研究センターの監修のもとに作られました。

フィンガー研究とは、「食事指導」「運動指導」「認知機能トレーニング」「生活スタイル指導」の4つの介入を同時に行うことで軽度の認知機能障害の進行を抑えるというものです。

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ほろよい勉強会の参加者全員で、運動プログラムをやってみました。
コグニサイズのように頭と体を同時に動かすので、頭がこんがらがるのを楽しみながら、体を動かす快感があります。
みんな楽しそうでした。

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2024年7月18日 (木)

本日、新刊発売

『鎌田式 たった10秒スロー筋活』(KADOKAWA)

みるみる筋力アップ、
血圧や血糖値が下がり、認知症を予防する。

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今、筋トレでは「3秒で効果が得られる」という「伸張性筋収縮」が話題です。
本書で提案する「10秒スロー筋活」とは、
伸張性筋収縮を中心にすえ、さらに若返りホルモンといわれるマイオカインの分泌を狙って組み立てたものです。

「伸張性筋収縮」8秒+「短縮性筋収縮」2秒=10秒

下半身や体幹を鍛える26のスロー筋トレをわかりやすく紹介。
トイレの便器に腰掛けるとき、階段を上り下りするとき、いつでもできるお手軽筋トレもあります。

ぼくは伸張性筋収縮のおかげで、ワイドスクワットをしながら67.5㌔のバーベルを持ち上げることができるようになりました。
ベンチプレスでは45㌔上げられます。

ぜひ、10秒スロー筋トレで
100歳人生を支える体をつくりましょう。

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2024年7月17日 (水)

ニッコウキスゲ

霧ケ峰高原にニッコウキスゲが咲き始めました。
まだ咲き始めなので、花はちらほら。
この黄色いニッコウキスゲが一面に咲き誇る光景はすばらしいです。

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コロボックルヒュッテで、湿原を眺めながら、お茶を楽しみました。

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2024年7月16日 (火)

初盆

唐十郎さんが亡くなって、寂しさがひとしお。

芝居づくりを見に来ないかと言われて、稽古場を訪ねたこともある。
座長の横に座らされて、どんなふうに芝居が作られていくのか見せてもらった。
紅テントに行くと、いつも喜んで迎えてくれた。

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大ホールでの蜷川幸雄さんの演出で、宮沢りえと森田剛らによる『ビニールの城』や『下谷万年町物語』が上演されたこともある。
舞台に唐十郎が出てくると、俳優としての存在感もすごかった。

脚本を書き、座長をつとめ、演じ、小説を書いて芥川賞をとった。
唐十郎は不思議な、あふれる才能の持ち主だった。

 

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2024年7月15日 (月)

鎌田劇場へようこそ!(565)

『密輸1970』

久しぶりに韓国映画を観た。
1970年代、パンタロンをはくコテコテのムードが流れている。

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化学工場の廃棄物で海が汚染され、漁ができなくなった海女たちが、密輸に手を出す。
悪い男たちの間で、海女たちがアクションを展開する。
うまくできいる。女性活劇。
途中だれるところがあったが、後半は引き込まれるようにしてみた。
金塊をめぐるかけきひも、命をかけた激闘も、こじれた友情もすべてエンターテインメントになっている。
70年代の東映映画のようだ。

7/12からロードショー。

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2024年7月14日 (日)

半年ぶり

東京に出ている孫と、半年ぶりに会いました。
イタリアンが好きだというので、4年ぶりのイタリアンレストランで食事。

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孫との食事は、幸せな時間でした。

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2024年7月13日 (土)

鎌田劇場へようこそ!(564)

『潜水艦コマンダンテ 誇り高き決断』

実話をもとにした戦争ドラマ。
第二次世界大戦中にイタリア海軍の潜水艦コマンダンテは、イギリス軍への物資供給を断つために地中海からジブラルタル海峡を抜けて大西洋へ向かっていた。
その途中で遭遇した船籍不明の船を撃沈するが、それは中立国ベルギー船籍の貨物船カバロ号だった。
コマンダンテの艦長はカバロ号の乗組員たちを救助して最寄りの港まで運ぶことを決めた。
海の男たちは、戦時下でも人間性を忘れることなく、おぼれている人を助ける。

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艦長を演じるのはイタリアの名優ピエルフランチェスコ・ファビーノ。
7/26公開のコメディ映画『幸せのイタリアーノ』でまったく違うプレイボーイを演じている。
2本ともおもしろいので、見比べてみるのもおすすめ。

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2024年7月12日 (金)

友情

盛岡に講演に行ってきました。

陸前高田の劇団ばばばの看護師さんやケアマネジャーらが会いに来てくれました。
東日本大震災からの友情です。

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2024年7月11日 (木)

鎌田實の一日一冊(433)

『五月三十五日』(エーリヒ・ケストナー著)

以前読んだ覚えがあるが、どうしても読みたくなって古本を探した。
4000円と少し高かった。

5月35日なんてありえない日付だが、そう言い切った瞬間、何でもありになる。
おじとおいが旅に出る。
なまけものの国では、鶏が産む卵はすでにハムエッグになっている。

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ケストナーは、最後にこんな言葉を記している。
「ソクラテスに捧げる。
たしかにそうだ。質問からこそいつも変わらぬ真理が生まれる。
あの子どもの問いを考えてみなさい。
『風は吹いていないとき何をしているの?』」

そうなんだ、大切なのは「問い」を自分のなかに持てるかどうか。

「値打ちのある誤り。
誤りにはそれなりに値打ちがある。
だが、いつでもというわけではない。
インドに向かって航海するだれもが、アメリカを発見するわけではない」

5月35日は、6月4日とも言える。
35年前のこの日に天安門事件が起きた。
あれから中国はおかしくなっていったように思う。

 

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2024年7月10日 (水)

鎌田實の一日一冊(432)

『未明の砦』(太田愛著、KADOKAWA)

共謀罪が作られ、はじめての容疑者が逮捕されようとしていた。
標的は、大手自動車メーカー「ユシマ」の4人の非正規工員たち。
政治家と大手自動車メーカーの癒着を背景に、
警察の完全監視下に置かれた若き非正規工員たちが理不尽な攻撃に遭いながら、
つながっていく。
怒りと欲望、自信と矜持、絶望と希望。

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太田愛の『彼らは世界にはなればなれに立っている』を読んで、
とんでもない作家だということに気がついた。
『未明の砦』を読んで、ますますファンになった。

 

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2024年7月 9日 (火)

ホタテカレー

十和田市への講演の帰り、いちばん近い空港の三沢空港で夕食をとりました。
ホタテフライのカレー。

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おいしかったです。
迷ったらカレーの、カレー好きです。

 

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2024年7月 8日 (月)

くらしラボ

十和田市から頼まれて講演に行きました。

せっかく十和田市に来たので、
つい最近、介護月刊誌「おはよう21」で対談した「くらしラボ」も訪ねました。
デイサービスや小規模多機能ホーム、訪問介護などのサービスを展開しているところです。

いいなと思ったのは、職員が子どもを連れて出勤できること。
そのため、子どもが本を読んたり、駄菓子屋さんのコーナーなどが設けられ、近所の小学生も立ち寄れるようになっています。
駄菓子屋さんのコーナーでは、孫のために買ったらもう一人分のお金を置いていくというシステムもあり、お金を持っていない子どもにも、駄菓子をあげているといいます。

Img_0990くらしラボに設けられた駄菓子屋コーナー

子育ての負担を軽くする環境づくりの一つの例として、人口戦略会議でも、「くらしラボ」の話をしました。

 

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2024年7月 7日 (日)

福井でランチ

福井で、ランチにちらし寿司を食べました。
これに、福井名物のおろしそば、デザートとコーヒーがついて1800円。
とんでもなくおいしかったです。

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福井を訪ねた際は、ヨーロッパ軒のソースカツ丼を食べに行くことが多いのですが、
おろしそばがこんなにおいしいとは。
夕食もおろしそばを食べました。

 

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2024年7月 6日 (土)

夕日のごほうび

金沢で夕日を見ました。
シュールな写真が撮れました。
何も加工はしていません。

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忙しい日々のごほうびのような夕日です。

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2024年7月 5日 (金)

鎌田劇場へようこそ!(563)

「ある一生」

世界40言語で翻訳され160万部のベストセラーになった小説の映画化。
オーストリアの山岳地帯に生きる男。
人生はつらく苦しいが、男は淡々と、誠実に立ち向かう。

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幸せな一生とは何か、を考えさせれます。
映画らしい映画、すばらしい映画です。

7/12から新宿武蔵野館などでロードショー。

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コメントを書きました。
「名もない男の 愚直の愛が美しい。
次々に襲う不条理に誠実に生き続ける人生。
美しい映像に魅入られた。
この映画、久々にすごい!」

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2024年7月 4日 (木)

たまご礼讃(らいさん)

東京のスタジオで撮影をしました。
10月発売予定の「卵の本」に使用するためです。

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卵は、タンパク質たっぷり。
50年、健康づくり運動に取り組んできましたが、
海のない長野県では卵はタンパク質を取るために欠かすことができません。

卵をよく食べていた父も、糖尿病や高血圧がありましたが、88歳の生涯をぎりぎり最後までピンピン元気に過ごせました。

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卵は一日3個食べてOK。
タンパク質はもちろん、C以外の多くのビタミン、
認知機能にかかわるコリンなどが含まれています。
卵を食べている人は、高血圧が少ない、脂肪肝が少ないというスペインの論文もあります。

 

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2024年7月 3日 (水)

新・介護百人一首

NHK財団主催「新・介護百人一首」2024

入選作品にぼくがコメントをさせていただきました。

介護する方、介護される方が日々感じている憂いや悲しみ、笑い、そして優しさなどたくさんの想いが、短歌の中に込められています。

本日より
毎週水曜日、1首ずつ配信されます。

ぜひご覧ください。

新・介護百人一首2024 (nhk-fdn.or.jp)

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短歌19 
さすり座の男と称し妻の背を擦(さす)りて紡ぐ老いの絆を
神奈川県 大島士郎様 作品

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やさしさのリレー

関西のAさんは毎年、JIM-NETのチョコ募金に二百数十万円の寄付をしてくださっています。
チョコはイラクの白血病の子ども、福島の障害児者の施設にプレゼントしてほしいと言われ、こちらから贈りました。
そのお礼が、こんな形で届きました。

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Aさんのやさしさが障害のある人たちに伝わり、さらに彼らのやさしさがぼくたちに届きました。
やさしさのリレーです。

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2024年7月 2日 (火)

リアルな幻

福井市美術館で「金魚絵師 深堀隆介良展」を観ました。
予想を超えて、おもしろく、楽しめました。

https://www.art.museum.city.fukui.fukui.jp/index.html

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とんでもなくリアルな金魚やシュールな金魚があって感心。
リアルなのに幻のようにも見え、
唐十郎の世界とちょっとだけ、同じ匂いを感じました。

 

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2024年7月 1日 (月)

七尾高校で「命の授業」

「教科書にない一回だけの命の授業」をしに、
北陸へ行きました。

被災地の若者に元気をあげたいというぼくの思いを汲んで、
北国新聞の協力により、石川県立七尾高校や高志高校など4つの高校で講演をすることができました。

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七尾高校は、校長先生が以前からぼくの本を読んでいたということもあって、「ぜひに」と成立。
生徒たちは優秀で、有名国立大学にも入っている進学校。
質問の手も活発にあがり、エネルギーにあふれていました。

今年1月1日に能登半島地震が起きましたが、高校生たちが元気でいることは地元の希望や誇りになっています。

この4回の講演会をもとに、「17歳の君へ、もっとおもしろく生きようよ」というテイストの本を出す予定。
来年春の刊行に向けて、本作りがはじまりました。

 

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