だれかが間に
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ソ連邦時代(1921~91)に製作されたジョージア映画の名作を一挙に上映するジョージア映画祭2024がはじまります。
ジョージア映画祭の企画・制作をしているはらだたけひでさんは、
ぼくが「週刊朝日」で連載しているときに、カラーで挿絵を描いてくれたご縁があります。
彼は多才で、有名な絵本作家でもあり、岩波ホールに勤務しヨーロッパの名作映画を紹介してくれました。
ジョージア映画はぼくも何本か観ています。
おすすめ作品は、
『懺悔』(テンギズ・アブラゼ監督)
『金の糸』(ヌツァ・ゴゴベリゼ監督)
『ピロスマニ』(ギオルギ・シェンゲラヤ監督)
など。これらの作品をはじめ、多くの映画が上映されます。
ソ連による圧力に映画でレジスタンスをするジョージアの映画人たち。
その心意気をお楽しみください。
ジョージア映画祭2024
8月31日(土)~9月27日(金)
渋谷・ユーロスペース
詳しくはこちらから ↓
https://georgiafilmfes.jp/#pagetop
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長野県が男女ともに「健康寿命」1位になりました。
女性は7年連続、男性は2年連続1位を維持しています。
これは、国民健康保険中央会が要介護度を基に算出した健康寿命の2022年の結果。
健康寿命にはいろいろな算出方法があります。
自分が健康かどうか、主観的な判断をもとに算出したものがありますが、
この国民健康保険中央会の健康寿命は、要介護2未満を「健康な状態」とみなしているので、理にかなっているとぼくは思います。
男性
1位 長野県81.0歳
2位 滋賀県80.8歳
3位 奈良県80.4歳
女性
1位 長野県84.9歳
2位 滋賀県84.7歳
2位 島根県84.7歳
全国では男性79.7歳 女性84.0歳
タンパク質を多くとり、体を動かすことを心掛けていれば、
ただの長生きでなく、健康で長生きできるということです。
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朝日新聞デジタル に鎌田の記事が掲載されました。
8割が経験する「人生の成長痛」 医師鎌田實さんも陥った中年の危機
https://www.asahi.com/articles/ASS8Q04WSS8QULLI006M.html
人気絵本作家のヨシタケシンスケさんが、50代前半で中年危機に陥り、
ぼくが「ミッドライフ・クライシス」という本を書いていたので、取材を受けました。
ヨシタケシンスケさんの告白記事も、併せて ぜひお読みください。
「微うつ」歴50年の異変…ヨシタケシンスケさんと「助けてボタン」
https://www.asahi.com/articles/ASS8P71RMS8PUQIP05QM.html
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アクティブライフフェスタ2024
日時 10月3日(木)13:30~16:20
会場 大手町三井ホール
主催 読売新聞社
<プログラム>
セミナー「認知症と生命保険・サービス」
太陽生命保険会社 営業企画部長
端谷和人さん
講演「キッチンから幸せ発信!」
料理愛好家 平野レミさん
講演「生きているってすばらしい~認知症・脳卒中・心臓病にならない生き方~」
医師・作家 鎌田實
会場参加、オンライン参加をご希望の方は、
こちらからお申込みください。
https://yab-lp.yomiuri.co.jp/alf2024/?hs_preview=yjeyUHTV-175276099095#form
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セルヒイ君のお父さんはすでに亡くなっていて、25歳の長男はロシアとの闘いのため戦場へ。
お母さんは、二人の子供をつれてポーランド・クラクフへ疎開をしています。
もともとは司法関係の仕事をしていましたが、言葉の壁から、ポーランドでは事務の仕事を探すのは難しく、
スーパーで働いたものの体がもたず、今は仕事を探しているとのこと。
子供を守るための選択をしていますが、ときに食べるものがないほどの大変な生活を強いられています。
現地スタッフの宮永さんが、小学校のアンナ先生と一緒に、食料支援のために自宅を訪れると、
大変な中、お昼ごはんを作って待っていてくれました。
戦争に巻き込まれているウクライナでの生活も大変。
疎開しているポーランドでの生活も大変。
身の置き所のない生活が続いています。
早く戦争が終わることを願っています。
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『城砦』(アーチボルト・ジョセフ・クローニン著、夏川草介翻訳、日経BP)
あのクローニンの名著が新訳で復刊。
訳は、『神様のカルテ』(小学館)などで一躍ベストセラー作家になった夏川草介だ。
彼の年代では読書家でもクローニンなんて読んでいないはず。
ぼくは1964年刊のクローニン全集をもっているが、
『城砦』などがいくつか欠けている。
だれかが持っていって、返してくれなかったのだろう。
わりあい読みやすい翻訳だったが、
夏川さんの新訳はもっととっつきやすい。
大学を卒業したばかりの医師が夢と希望をもち、
医師という仕事に望む半生が綴られている。
50年前、医学部を出たばかりのぼくがその後、半生を過ごす病院に赴くために、
東京から茅野駅に降りたったときに感じたようなことが、
冒頭に綴られている。
自分の人生を振り返りながら、伝説の名著を読み直した。
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「なないろ日和!」(テレビ東京)に鎌田が出演します。
8月13日あさ9時26分~11時
「夏バテしない伸張性筋収縮の極意」ということで、
効率よく筋力アップができる伸張性筋収縮の筋トレを4つ、お教えします。
レポーターは、歌手で俳優の荒木由美子さん。
鎌田のZOOM生出演もあります。
ぜひ、ご覧ください。
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『テクノ・リバタリアン 世界を変える唯一の思想』(橘玲著、文春新書)
とてつもない富を持つ1%の天才たちが、渇望する究極の自由とは。
リバタリアンとは自由原理主義者のこと。
その一人ティモシー・メイがこんなことを言っている。
「市民たちがオンラインの利益共同体をつくり、互いに直接関係を結んで、
国家とはまったく無関係に生きることができる社会」
ビットコインのような仮想通貨を扱える人たちにとっては国家は必要のないものなのかもしれない。
イーロン・マスクもリバタリアンの一人。
もともとはリベラルな考え方だったが、アメリカ大統領選で共和党に大口の献金をすることを表明。
22年10月にはロシア寄りの和平案を提案したり、
スターリンクについてもウクライナに無料で利用させないと言い出している。
マスクはプーチンとも、中国とも、インドとも交渉を始め
スペースXやテスラを自由に儲けられるように動いている。
もしトランプが大統領になり、テクノ・リバタリアンと手を組むと、とんでもない社会がやってくる。
ディストピアを想像した。
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「なないろ日和!」(テレビ東京)に鎌田が出演します。
8月13日あさ9時26分~11時
「夏バテしない伸張性筋収縮の極意」ということで、
効率よく筋力アップができる伸張性筋収縮の筋トレを4つ、お教えします。
レポーターは、歌手で俳優の荒木由美子さん。
ロケ地は、原村のカナディアンファームです。
10人ほどのスタッフでやってきて、撮影しました。
荒木さんと、カナディアンファームのオーナー・ハセやんが、
いすに座ってする腹筋、チェアクランチにも挑戦しました。
番組では、鎌田のZOOM生出演もあります。
ぜひ、ご覧ください。
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『本橋成一とロベール・ドアノー 交差する物語』(平凡社)
2023年に東京都写真美術館で二人の企画展がありました。
その公式カタログが、平凡社から出ています。
ロベール・ドアノーは1912年生まれの写真家。
本橋成一は1940年に東京に生まれ、写真家であるとともに、チェルノブイリ原発事故の被災地で暮らす『ナージャの村』などの映画も撮っています。
写真集の表紙はドアノーの「結婚式」と本橋の「青函連絡船」。
二人は、サーカスや市場、炭鉱など同じようなものを被写体にしています。
まさに二人の物語が交差する。
二人の対比で、本橋のチェルノブイリの人々へのやさしいまなざしがより伝わってきました。
とんでもなくすばらしい写真集。
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