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『老化と寿命の謎』(飯島裕一著、講談社現代新書)
著者は信濃毎日新聞の編集委員で、長野県で有名な科学記者。老化と寿命のしくみを見事に解き明かしてくれる。
400年生きるサメと若返るクラゲ。寿命にかかわる遺伝子の発見。老化を引き起こす活性酸素。フレイルを予防するためには、彼は「栄養」「運動」「社会参加」の3つ柱が大事と言っているが、ぼくの主張と同じだ。オートファジーの研究者を訪ね、老化のなぞを掘り下げながら具体的に提案しているところがとてもいい本だ。
鎌田實 2024年9月20日 (金) 09時25分 | 固定リンク Tweet