『盲導犬と地球を歩く』(内田素子著、自然食通信社)
『ベルナのしっぽ』(KADOKAWA)の著者でもある全盲の作家、郡司ななえさんはほんとうにすごい。
1945年生まれで、27歳のときにベーチェット病で失明。
失意のどん底から立ち直り、結婚し、子どもももうけた。
その夫は亡くなり、子どもも独立。
そこから、盲導犬と世界を旅するようになった。
ブラジル、スイスのマッターホルン、カナディアンロッキー、ニューヨーク、プラハ、フランス、ウィーン、ローマ……。
笑いあり、失敗あり。
いくつになっても、チャレンジングであることがすごい。
旅好きの皆さん、犬好きの皆さん、ぜひ。