中学生の「道徳」の教科書(光村図書)に
鎌田の「言葉が見つからないとき」という文章が掲載されました。

前立腺がんで骨に転移があり、歩けなくなっていた患者さん。
「来年は生きて桜が見られないだろうな」
それを聞いた看護婦さんは、どう受け答えしたらいいのか言葉が見つかりません。
そんなとき、どう考え、どんなことをしたのか。
患者さんは「他人の看護師さんが、こんなにも私のことを心にかけてくれている。うれしかったよ」
「うれしかった」という言葉を何度も繰り返しました。
子どもたちに、人と人とのかかわりのすばらしさを伝えられたらと思います。